南蛮菓子 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441384

作品紹介・あらすじ

日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」では、年の瀬に限り昼御飯を供している。今年の師走飯は鰯の照り焼き汁かけ飯に決まった。鰯を届けてくれている船頭の豪助が家を出て、兄貴分の尚吉と暮らしているという。師走飯が好評の、そんなある日、岡っ引きの松次と同心の田端が店にやってきた。綱元孫右衛門の娘・理恵が殺されたという。理恵は尚吉の許嫁だった-。鰯の団子汁、春菊の天ぷらうどん、鳥鍋、鰆のカラスミ…など美味しい料理と季蔵の推理が冴えわたる、書き下ろし大ベストセラーシリーズ、待望の最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • いつもの、という安定した内容。
    巻数重ねるごとにちょっと堅苦しくなってるかな。

  • 最初から、鰯の料理から始まる。

    昔、父が、東京で美味しい鰯専門店が、あるから、一緒に行こうと、誘ってくれたのに、逝ってしまった事を思い出した。
    鰯の刺身は、鮮度が良くないと出来ないから、庶民の魚なのに、調理の仕方で、鰯とは思えないんだよ!と、グルメの父が、話してくれた
    この本題は、人格者であり、皆から親しまれた網元の佃孫右衛門へあ、らぬ疑いをかけられて、何もかも没収されたことが起因である。
    結婚間近だった一人娘のお理恵と尚吉の二人も、離れ離れになり、10年を過ぎた時に、尚吉が、戻ってくるのだが、、、
    お理恵は殺され、そして、尚吉は、孫右衛門の敵である、史郎座衛門達の寒鰆の密漁に手を貸すことになるのだが、、、
    尚吉は、悪の正体を見極めるため、証拠をを向着けに行き、同じ漁師の身を助けるために、自分が、楯になって亡くなってしまう。

    尚吉が、お理恵を思う気持ちが、白椿で、表されていた。
    そして、季蔵が、瑠璃を、どんなに深く愛しているのかも、描かれていた。
    最後のドン出返しのような展開で、素敵に思えた滋養屋の女主の雪乃の怖さに、ビックリした。

    お理恵と尚吉は、一緒に祝言を挙げて欲しかったな~と思いながら、本を閉じた。

  • 2017年12月ハルキ文庫刊。シリーズ通算34作目。またまた江戸のシリアルキラーの話で、しかも思いもよらない犯人が登場し、反則のようなストーリーですが、美味しそうな料理に相まって、これは、和田さんにしか、書けないお話です。

  • 201712/ほんとこのシリーズは毎回容赦なく…。尚吉、幸せに過ごして欲しかった。

  • 尚吉たちには幸せになってほしかった。
    過去の隠謀が長く影を落とすのが悲しい。
    それに、あの人があんな人で、あいつとつながっていたなんて思いもしなかった。
    妄執って恐ろしい。
    でも、それを乗り越えて穏やかな幸せが訪れますように。

  • 155

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