愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 573
感想 : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441438

作品紹介・あらすじ

オムレツ、エビフライ、豚汁、ぶり大根、麻婆ナス、鯛茶漬け、ゴーヤチャンプル-…昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三が仲良く営んでおり、そこにアルバイトの万里が加わってはや二年。美味しくて財布にも優しい佃の「はじめ食堂」は常連客の笑い声が絶えない。新しいお客さんがカラオケバトルで優勝したり、常連客の後藤に騒動が持ち上がったり、一子たちがはとバスの夜の観光ツアーに出かけたり-「はじめ食堂」は、賑やかで温かくお客さんたちを迎えてくれる。文庫オリジナル。

感想・レビュー・書評

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  • 食堂のおばちゃん シリーズ第三弾。
    今回はシリーズ第一弾の時代に戻って、姑の一子、嫁の二三子、アルバイトの万里の3人で切り盛り。
    読んでいて美味しそうで、鯛飯と鯛茶漬けは自分で作って食べました。。
    美味しくって定番になりそう。
    続けてシリーズを読んでいきたいと思います。

  • 姑の一子と嫁のニ三が仲良く営む「はじめ食堂」が、アルバイトの万里が加わってはやニ年。現代に戻ってきました。 お店のメンバーやお客さんとの関係が、仲が良く、会話が面白い。 お店に騒動やトラブルが起こった時の一子の応対が、しっかりしていて、大人として素晴らしい。あたたかくて、上品で、冷静な一子にあこがれる。 トラブルが起こっても、最後は、気持ちよく話が終わるので、読んでいて楽しい。はじめ食堂の牡蠣フライが食べたくなった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      にらめっこ、、、早く「うっとり」って呟いて切り上げなきゃ!
      りまのさん
      にらめっこ、、、早く「うっとり」って呟いて切り上げなきゃ!
      2020/11/26
    • りまのさん
      フフッ
      周りの人に、その時は、ドウドウ、ドゥ、と、視線を、切り離されました。その人とは、その後、変に、仲良くなっちゃいました。
      フフッ
      周りの人に、その時は、ドウドウ、ドゥ、と、視線を、切り離されました。その人とは、その後、変に、仲良くなっちゃいました。
      2020/11/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      良かった!
      りまのさん
      良かった!
      2020/11/26
  • 食堂のおばちゃん第三弾
    従業員に一人娘要の同級生の万里を迎え、三人で切り盛りするはじめ食堂


    若い感覚で、新メニューも続々と登場
    和・洋・中華風オムレツ、牡蠣豆腐、牡蠣と豆腐のオイスター炒め・砂肝のゴマ酢和え・鯛飯に鯛茶漬け・・・
    そのせいか、常連さんだけでなくご新規さんも着実に獲得

    驚きの一節があった
    『コロッケを制するものは料理を制す』
    家庭料理の中で一番調理工程の多いのがコロッケだからコロッケが作れればなんでも作れるという二三の持論

    本当かな? 私、コロッケは作れるけどと???

    ダンス教室の中条先生と万里の中学時代の同級生の皐(すすむ) は、祖父・孫の関係
    トランスジェンダーである皐のこれまでの苦しみや葛藤をなんの偏見もなく受け入れ認める一子と二三
    ホロリとさせられた

    食べ物商売にしては、致命的な食中毒疑惑も起きるが、毅然とした一子と二三の姿勢に感動!
    このシリーズのすばらしさは、一子と二三の人間性のすばらしさによるところが大きいのではないか
    それが、はじめ食堂のもてなしと居心地の良さになっているのだ

    今回も安定のおいしさとおもしろさで巻末のレシピも何点かコピーした

  • ご近所の歌ウマ主婦が常連に。テレビでも話題になった彼女だけど、なんだかどんどん雲行きが怪しくなってきて。歌と麻婆ナス。

    万里くんの提案で始めた春雨スープが大当たり。
    常連の後藤さんがスマホを購入して…。寂しいスープ春雨。

    はじめ食堂が参加した夜のはとバスツアー。ニューハーフのレビューで登場したのは万里くんの同級生だった。
    愛は味噌汁。

    辛子レンコンに挑戦した万里くん、お客さんの評判は上々だけど、突然、怒鳴り込んできた女性は。辛子レンコン危機一髪。

    人気番組「居酒屋天国」に出演が決まったはじめ食堂。
    とたんに万里くんの様子が変わり…。モツ煮込みよ、大志を抱け。

    バイトの万里くんがいよいよ2年目。
    若いアイデアではじめ食堂に居なくてはならない若頭に。
    人もお店もいろいろだけど、楽しい仲間とワイワイ言いながら美味しいものを食べたら、本当に幸せだよね、ってそう思わずにいられない。
    モツ煮込み食べたい…。

  • 『食堂のおばちゃん』シリーズ第3弾。
    一作目にとても気になっていた、アルバイトの万里くんが、バイト2年目でメキメキと料理の腕を上げ、「はじめ食堂」の大きな戦力になると共に、若い感覚で新作メニューを開発しては好評を博している。
    読者のおばちゃん(私)としても嬉しい限りだが、やっぱり…
    ほら、慣れてきた頃が危ないというか。
    そのあたりのお話の運びが絶妙である。
    スマホ犯罪、性同一性障害の問題など、ネタも充実。

    常連さんたちの会話もとても自然で、自分もお店にいて小耳にはさんでいる気分になる。
    おいしい食べ物と、エピソードのどちらもが主役になっていて、不満が見つからない。
    今回も美味しゅうございました。

    第一話 歌と麻婆ナス
    お店に来てくれた、常連さん候補の女性が、カラオケバトル番組で好成績!
    大きな話題となるが、のどのために好きな食べ物も我慢して、家庭も犠牲にしてカラオケの点数を上げるためにのめり込む。それって…

    第二話 寂しいスープ春雨
    常連さんの山手と後藤。
    山手は多彩な趣味のリア充おじさん、後藤は元警察官で一人暮らし、出無精のいわゆる寂しい独居老人だ。
    山手は何とかして後藤の興味を外に向けさせようとする。
    後藤の携帯が壊れ、山手はスマホを勧めて購入させるに至るが…

    第三話 愛は味噌汁
    山手と後藤が通うダンス教室の中条先生と、万里の元同級生の意外な縁。
    育ててくれた恩と、期待に報いられなかったお互いの気持ちの行き違い、忘れられないおばあちゃんの味噌汁の味。

    第四話 辛子レンコン危機一髪
    私も覚えてる!辛子レンコン食中毒事件!
    メニューに辛子レンコンを出したばかりに事件に巻き込まれるはじめ食堂。

    第五話 モツ煮込みよ、大志を抱け
    『居酒屋天国』という人気テレビ番組から取材のオファーが来る。
    料理にやりがいを感じ始めた万里は舞い上がってしまい、同じ番組で放送される予定の他店を意識しまくり。
    彼を落ち着かせ、はじめ食堂を正しい軌道に乗せんとする一子の案とは?

    第二巻は、はじめ食堂の創業当時のお話だった。
    先に読んでおくと、第五話が分かりやすいけれど、後から読んで、ああそうだったのかと納得するのも捨てがたい。

  • 知らないうちにシリーズ三冊目。相変わらず食べ物が美味しく書かれていてお腹が空いてしまう罪つくりな本です。
    久々なので登場人物の把握に時間がかかったが、安心できるストーリー展開でおもしろかった。

  • 読んでるとお腹が減る。笑
    ゴーヤチャンプルがたべたくなって、作ってしまった。
    お腹も空くし、人情味溢れる作品だった。
    万里の同級生がニューハーフになってたのは驚きだけど、とても心が優しい人だった。
    皆んな出てくる人物が良い人ばかり。
    何度読んでもいいかもしれない。

  • 万里くん大活躍!でも最後はテレビの取材にちょっと張り切り過ぎちゃったね(^^;)どの話も一子さんのさりげないフォローが光る(^^)♪それに常連さん達の心意気が素晴らしくて涙が出る(´_`。)゙表題作の「愛は味噌汁」が特に泣けた(ToT)ゴーヤが手元にあるので、今晩ははじめ食堂のレシピでゴーヤチャンプルーにしようっと(*^.^*)

  • 食堂のおばちゃん第三弾。

    食べ物の表現がリアルなので、想像をしただけでお腹が空く(笑)
    こんな定食屋さんが近所にあったら、いきたいなー。。。

    第一弾、第二弾を読んだのが少し前なので、思い出しながら読んだ感じだけど、万里の成長には目を見張るものが。。
    でも、第五話を読むと、まだ若者だねー。と思えてくる(笑)

    この中では、第三話 愛は味噌汁 が一番好きなストーリー。
    泣けた。。

    そしてびっくりしたのは、第五話で、『メシッタ』という名前が出たこと。
    メシッタは、山口恵似子さんの別の小説のお店。
    過去にその本を読んでいたので、テンションがあがった(笑)

    ほんわかリーズナブルな美味しい食堂。
    本当に、近所にほしいものだ。。

  • 丁寧に作った家庭料理の数々がおいしそうで、読んでいると、あったかい白ごはんとお味噌汁を食べたくなる。

    今回は、万里の同級生メイちゃんが登場。次回作にも出てきてほしいな。
    同じ作者の別の作品の『メッシタ』が会話の中で出てきた時は、思わずにやり、としてしまった。

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著者プロフィール

作家

「2021年 『婚活食堂6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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