さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-6 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441469

感想・レビュー・書評

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  • 居酒屋ぜんやシリーズ4

    やっと美人女将が只次郎を見直してくれたのかな?
    頼もしく見えたそうです。

  • 林家ではお栄の桃の節句を祝うこととなり、
    祖父・柳井にも声がかかる。何か土産をと思う
    柳井は、居酒屋「ぜんや」で女将のお妙に
    相談をもちかけ…。丁寧で美味しい料理と共に、
    人の心の機微を濃やかに描く人情小説第4巻。

  • シリーズ第四弾。

    表題の“さくさくかるめいら”は、柳井殿が孫のお栄の為に作ってあげたお菓子です(当然、お妙のアドバイスありき、ですが)。美味しそうなのは勿論、その場で手作りというのが素敵です。
    それにしても、お栄は賢い子ですね。熊吉との対決(?)を是非見てみたいです。
    そして謎の男前浪人・草間重蔵さんが登場し、お妙との関係がどうなっていくのか、気になります。

  • 居酒屋の美人店主に憧れているが、何も行動を起こさない草食系次男(だけど金は稼いでいる)の話。鶯の話がけっこう特殊で面白く、そして何よりも料理がうまそう。酒が好きだともっと楽しいかも。おすすめです。

  • 本筋の謎に伴うお話は進展せず。閑話休題?
    新たなスパイスとして腕の立つでも素性が謎の浪人が用心棒としてお妙さんのお店に居着きました。

  • 本筋の話ではなくて、主人公の姪っ子栄が可愛くて聡くて、その先行きが気になるから読んでいることに、4作目でやっと気づきました。
    栄はどんな女性になっていくのだろうか、楽しみです。

  • 気軽に読めて美味しいお料理もたくさん。
    登場人物の関係も少し変化してきて
    ますます楽しみになる。

  • 毎回続きが気になるところで終わります。

    どうなっていくんでしょう。

  • 高田郁さんにしても坂井希久子さんにしても、幸福そうなシーンには裏切られることばかりなので、読み終わるまで落ち着かない。

    新年から初夏まで。
    飽和の時代に生きるわたしたちに、最高の調味料は「旬」であると教えてくれる。

    前巻から時間があいてしまったので、また最初から読み直したい。

  • 居酒屋ぜんやシリーズ第4弾。
    前回はどこか不穏な空気の漂うお話だったけど、今回は色んな人たちの関係性に心暖かくなる、素敵な1冊だった。成長した熊吉の逞しさや、お栄の聡さ、そしてルリオの子の誕生…。明るい未来が見えるいいお話ばかり!
    そんな中登場した浪人の重蔵。この人は一体何者なのか? 次が待ち遠しい! 早く読みたい!
    ご飯がどれも美味しそうなのは当然として、蛤には特にそそられたなぁ。

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著者プロフィール

1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業。2008年、「虫のいどころ」(「男と女の腹の蟲」を改題)でオール讀物新人賞を受賞。17年、『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』(ハルキ文庫)で髙田郁賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に、『小説 品川心中』(二見書房)、『花は散っても』(中央公論新社)、『愛と追憶の泥濘』(幻冬舎)、『雨の日は、一回休み』(PHP研究所)など。

「2023年 『セクシャル・ルールズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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