あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)

著者 : 髙田郁
  • 角川春樹事務所 (2018年2月14日発売)
4.11
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  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441476

あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 半年間待ち望んでいたシリーズの第五巻。
    半年の空白をものともせず、たちまち『あきない世傳』の世界に没入。
    理解のある夫とともに、いよいよ商いにまい進する幸。
    順風満帆と思いきや、またも新たな試練。そして、悲願の江戸出店はどうなるのか。
    さらに、最終頁にきての一行の意味するところは・・・
    続きが気になる。
    ところが治兵衛の話だと、「みをつくし料理帖」の特別巻のため、少し間が空いてしまうらしい。
    そちらも楽しみだが、このシリーズなるべく早い再開を。

  • シリーズ5巻もとても面白くてあっという間に読み終わってしまいました。
    今回も波瀾万丈でありました…幸がやっと幸せになれるかな、と思いきや、辛い展開でした。
    智ぼんさんがとても良い旦那さんだな、とこれまでの旦那さんと比べていましたが、良い人過ぎてこのままでは終わらないだろうなと思っていたらのラストに、ここで終わるなんて!と直ぐ様続きを読みたくなります。
    新しく五鈴屋に加わった幸の妹の結も良いです。
    お店がひとつになって進む、というのはとてもいいなぁ。読み終わって、表紙の五鈴帯がじんわりと心にしみました。
    人の幸せを考えて、人生を切り開く。良い物語です。
    次はみをつくし料理帖の番外編が先に出るみたいですが、みをつくし料理帖もあきない世傳も待ち遠しいです…

  • 今回はいつものように、純粋に「面白かった―!」とはならなかった。まず最初にわいてきたのは「高田先生ひどい!なんで幸をもっとストレートに幸せにしてくれないんですか!(泣)」という気持ち。
    相も変わらず智蔵との仲も良く、商いもそれなりに順調で、そして待ちに待った跡継ぎ誕生…!?おめでとう、幸ー!!と思わせてからのこの苦難の連続…。いや、現代にだって大いにあることなんだけども。しかしこれだけ頑張っている幸が、もっと報われてもいいだろうに。いや、商いでは報われているかもしらんけど。
    しかし今回、お竹どんがステキ。いつも以上に幸の支えになってるわー。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    大坂天満の呉服商、五鈴屋の六代目店主の女房となった主人公、幸。三兄弟に嫁す、という数奇な運命を受け容れた彼女に、お家さんの富久は五鈴屋の将来を託して息を引き取った。「女名前禁止」の掟のある大坂で、幸は、夫・智蔵の理解のもと、奉公人らと心をひとつにして商いを広げていく。だが、そんな幸たちの前に新たな試練が待ち受けていた。果たして幸は、そして五鈴屋は、あきない戦国時代を勝ち進んでいくことができるのか。話題沸騰の大人気シリーズ待望の第五弾!

  • 少々中だるみを感じた。
    ただ今後結がどういった決断をするか楽しみ。

  • 高田郁『あきない世傳 金と銀(五) 転流篇』ハルキ文庫。

    シリーズ第5作。書き下ろし。まるでNHKの大河ドラマのようなストーリー。『女名前禁止』という掟のある江戸時代中期の大坂で、主人公の幸は五鈴屋の三兄弟に嫁ぐという数奇な運命に翻弄されながらも商いの道をひたすら突き進む。幸が味わう新たな試練と、大坂商人としての壮大な夢への挑戦。爽快で、感動的な物語が展開する。

    『みをつくし料理帖』同様、目が離せない展開になってきたのだが、『みをつくし料理帖 特別編』刊行のため、次巻の刊行まで少し間が空くという。

  • 序盤から不穏な空気がチラチラ見え隠れしていて、最後にそれが来てしまった。大事な人を立て続けに喪った幸がこれ以上辛い目に合わないことを祈るばかり。
    とは言え弱いだけの幸ではなく、次々と出てくる商いのアイデアはすごいです。江戸へ出たら苦労はするだろうけど、惣次が助けてくれるかも、とちょっと期待。
    このタイミングで次巻発売まで時間があくとのこと、みをつくしの夏天の虹を思い出して怖くなる。みをつくし特別巻、期待してます!

  • あきない世傳シリーズの5巻
    やっと幸も、商いの方はどんどんうなぎ登りで
    相思相愛の相手と結婚できて、幸せになる!
    はずないよね、と思ったら案の定。
    子どもが死んで、旦那さんも巻末で倒れるし。
    今回は商いの方では、辛いことがあまりなかったので
    帳尻あわせるのかな。

    でも、高田さんの作品の女性て芯は強いけど、辛い目に合う人が多くて辛いなぁ。

  • シリーズ5作目
    半年に一度の幸せをまた手にできた。
    はやる気持ちを抑えて今回もゆっくりゆっくり読んだのに、もう読み終えてしまった。
    妬みに嫉妬 卑怯さをも巧みにかわし 売っての幸せを突き進む。買うての幸いに繋ぐために。
    深い哀しみに胸を痛めながらも、また次の幸せをそしてまた次の幸せをたくさん掴んで欲しい。
    最後に心配にさせて次作はもう少し後になるらしい。
    あのシリーズの特別巻が出ると言うのならば致し方ないし。

  • 転流編の名の通り,今作は新たな流れを感じさせる物語。傲慢,嫉妬,臆病,いつの世も,男の悪癖が女性の出世の足枷となる。二度あることは三度ある?不安を感じながらの読み進め。まだまだ幸に試練が降りかかりそう。頑張れ幸!!
    あらすじ(背表紙より)
    大坂天満の呉服商、五鈴屋の六代目店主の女房となった主人公、幸。三兄弟に嫁す、という数奇な運命を受け容れた彼女に、お家さんの富久は五鈴屋の将来を託して息を引き取った。「女名前禁止」の掟のある大坂で、幸は、夫・智蔵の理解のもと、奉公人らと心をひとつにして商いを広げていく。だが、そんな幸たちの前に新たな試練が待ち受けていた。果たして幸は、そして五鈴屋は、あきない戦国時代を勝ち進んでいくことができるのか。話題沸騰の大人気シリーズ待望の第五弾!

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