金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.62
  • (4)
  • (12)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
  • 本棚登録 :140
  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441490

作品紹介・あらすじ

読みたい本が見つかる駅ナカ書店"金曜堂"。アルバイト店員の倉井史弥は、すっかり店にも馴染み、日々お客様に寄り添って、業務に励んでいる。とはいえ、じつは大型書店"知海書房"の御曹司である彼は、将来についていよいよ考えねばならない時期でもあった。幼い頃に別れた母との再会、イベントごとになぜか浮き沈みする金髪オーナー・ヤスとそれを案じる栖川、南店長への想い…大忙しの冬をこえて、倉井が見つけ出すものは?シリーズ最終巻、ほっこり胸キュンなラストを迎えます!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • お馴染みの「読みたい本が見つかる」駅ナカ書店〈金曜堂〉のシリーズも、寂しいけれどこれで完結。
    「本屋」には各々の役割がある、と改めて思い知った。
    〈金曜堂〉のようにお客様に寄り添いお客様の思いを汲み取る書店もあれば、お客様の希望を叶える書店、お客様の様々なニーズを予測して町ぐるみで仕掛けていく書店。
    どの書店が好みなのかはその人次第。

    就活に悩む「坊っちゃんバイト」の史弥も、ようやく将来の目標を決めたようでひと安心。
    冬のバニラアイスの意味…なるほど、良かったね。
    ヤスくん流の解釈《「サヨナラ」ダケガ人生ダ》の心意気で、私も彼らの門出を祝福したい。
    そしていつかまた逢えますように。

    それにしても栖川さんお手製の料理やスイーツはいつも美味しそうだったなー。
    今回出てきた「ぐりとぐらのクリスマスケーキ」と「銀河鉄道の夜のフレンチトースト、天上のアイスクリームを添えて」が食べてみたい!

  • シリーズ4作品目で完結しちゃった。季節をぐるりと一回り。金曜堂のみんなに会えなくなるのは寂しいな。もっとこのままでいたかったな……

    いつも表紙のイラストも楽しみだった。『金曜堂』おすすめ本の表紙がちゃんと描かれているところが好きだった。
    今回は『100万回生きたねこ』『スキップ』『銀河鉄道の夜』『誕生日の子どもたち』
    『銀河鉄道の夜』はハルキ文庫のもの。この作品はいろんな出版社から出てるけど、わたしはこの文庫の表紙が一番好き。

    《「サヨナラ」ダケガ人生ダ》
    この言葉に対するヤスくんの解釈は《一期一会》
    これって人と人との関係を表すだけじゃなくていいよね。素敵な本、この『金曜日の本屋さん』シリーズに出会えた時間を、今とても大切に思ってる。

    今までのシリーズに登場した人たちもチラホラお目見えして嬉しかったな。みんな少しずつ変わっていってる。足踏み状態だったあの頃から、前へ一歩一歩進んでる。それは「金曜堂」のメンバーにも当てはまる。
    変わっていくこと、進んでいくこと。それは喜ばしいことなんだけど、あぁ新しい季節が巡ってくるんだなぁってちょっぴりセンチメンタルになっちゃった。
    ずっとこのままでいたいけど、このままではいられない。それは倉井くんの将来にも言えること。今まで出会ってきた人たちの言葉、そして本の力によって『金曜堂』を守るために自分がすべきことを見つけた。この決心を槇及さんに語る倉井くんは凛々しかったよ。そして眞及さんの本音を聞いた後の倉井くんは格好良かったよ。2人の恋の行方は……ウフフ。それは読んでからのお楽しみ。

    《コノサカヅキヲ受ケテクレ/ドウゾナミナミツガシテオクレ/ハナニアラシノタトヘモアルゾ/
    「サヨナラ」ダケガ人生ダ》
    この言葉、忘れないでおこう。

  • あ~そんな気はしていたけれど、やっぱり完結か(T-T)「読みたい本が見つかる」本屋さん金曜堂は私にとって「読みたくなる本が見つかる」シリーズだったのに(._.)登場する人達の結末がハッキリしなかったから「続編が読みたい!」と「いや、ダラダラ続かずここで終わって良かったよ!」の両方の気持ち(^^;)

  • 本屋を舞台にした小説では,本シリーズが一番好きだったが,それも本作で完結。なんとも寂しい。他人を守れる優しさというのは,大人の眼から見てもカッコいいと思う。自身もそういう大人でありたいと願う。
    あらすじ(背表紙より)
    読みたい本が見つかる駅ナカ書店“金曜堂”。アルバイト店員の倉井史弥は、すっかり店にも馴染み、日々お客様に寄り添って、業務に励んでいる。とはいえ、じつは大型書店“知海書房”の御曹司である彼は、将来についていよいよ考えねばならない時期でもあった。幼い頃に別れた母との再会、イベントごとになぜか浮き沈みする金髪オーナー・ヤスとそれを案じる栖川、南店長への想い…大忙しの冬をこえて、倉井が見つけ出すものは?シリーズ最終巻、ほっこり胸キュンなラストを迎えます!

  • 終わってしまったー。
    うーんと思う巻もあったけど、全体的に好きなシリーズだったので終わってしまいとても残念。
    倉井くんが就職してから金曜堂と、どんなふうに関わっていくのかも読んでみたかったなー。

  • 最終巻だから、まあ★4つかな。じゃなかったら3つだったかもしれない。
    なんかこう、もうちょっとまとめてほしい気がした。読者に考えさせる、みたいなのとはちょっと違って。。
    あと、結末はなんか、やっぱりそうなるのかーーー...みたいなかんじの選択で、、このかんじ最近なんかほかでも見たor読んだんだよなあ。
    やっぱりシリーズものは、1巻目がいちばんおもしろいな。

  • 今回はスキップしかしっかり読んでなかった。まだまだちゃんと読んだ本は少ない。

  • 2018/4/7(土曜日)

  •  主人公が前を向いて歩きだしました。きれいな終わり方です。

  • シリーズ通して本を通じた人と人との心の交流があたたかく、ほっこりと癒されました。
    言動に反して臆病なヤスさん、そんな彼を不器用に支えようとする友とのエピソードはグッときました。
    店長との恋路もいじらしく、微笑ましく、通じ合った二人を含めた4人の日常をもっと眺めていたかったです。

全17件中 1 - 10件を表示

名取佐和子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
恩田 陸
有効な右矢印 無効な右矢印

金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする