金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)

著者 : 名取佐和子
  • 角川春樹事務所 (2018年2月14日発売)
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441490

金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ4作品目で完結しちゃった。季節をぐるりと一回り。金曜堂のみんなに会えなくなるのは寂しいな。もっとこのままでいたかったな……

    いつも表紙のイラストも楽しみだった。『金曜堂』おすすめ本の表紙がちゃんと描かれているところが好きだった。
    今回は『100万回生きたねこ』『スキップ』『銀河鉄道の夜』『誕生日の子どもたち』
    『銀河鉄道の夜』はハルキ文庫のもの。この作品はいろんな出版社から出てるけど、わたしはこの文庫の表紙が一番好き。

    《「サヨナラ」ダケガ人生ダ》
    この言葉に対するヤスくんの解釈は《一期一会》
    これって人と人との関係を表すだけじゃなくていいよね。素敵な本、この『金曜日の本屋さん』シリーズに出会えた時間を、今とても大切に思ってる。

    今までのシリーズに登場した人たちもチラホラお目見えして嬉しかったな。みんな少しずつ変わっていってる。足踏み状態だったあの頃から、前へ一歩一歩進んでる。それは「金曜堂」のメンバーにも当てはまる。
    変わっていくこと、進んでいくこと。それは喜ばしいことなんだけど、あぁ新しい季節が巡ってくるんだなぁってちょっぴりセンチメンタルになっちゃった。
    ずっとこのままでいたいけど、このままではいられない。それは倉井くんの将来にも言えること。今まで出会ってきた人たちの言葉、そして本の力によって『金曜堂』を守るために自分がすべきことを見つけた。この決心を槇及さんに語る倉井くんは凛々しかったよ。そして眞及さんの本音を聞いた後の倉井くんは格好良かったよ。2人の恋の行方は……ウフフ。それは読んでからのお楽しみ。

    《コノサカヅキヲ受ケテクレ/ドウゾナミナミツガシテオクレ/ハナニアラシノタトヘモアルゾ/
    「サヨナラ」ダケガ人生ダ》
    この言葉、忘れないでおこう。

  • 本屋を舞台にした小説では,本シリーズが一番好きだったが,それも本作で完結。なんとも寂しい。他人を守れる優しさというのは,大人の眼から見てもカッコいいと思う。自身もそういう大人でありたいと願う。
    あらすじ(背表紙より)
    読みたい本が見つかる駅ナカ書店“金曜堂”。アルバイト店員の倉井史弥は、すっかり店にも馴染み、日々お客様に寄り添って、業務に励んでいる。とはいえ、じつは大型書店“知海書房”の御曹司である彼は、将来についていよいよ考えねばならない時期でもあった。幼い頃に別れた母との再会、イベントごとになぜか浮き沈みする金髪オーナー・ヤスとそれを案じる栖川、南店長への想い…大忙しの冬をこえて、倉井が見つけ出すものは?シリーズ最終巻、ほっこり胸キュンなラストを迎えます!

  • 終わっちゃったー!金曜堂はとても素敵な本屋。
    読みたい本の見つかる本屋。
    費用対効果は悪いけど、人生を変える出会いのある、奇跡の本屋。

    本との出会いはほんとに奇跡で。自分とは違う人生が本の中には溢れていて、その中で、自分と重ね合わせたり、相手の気持ちに気付けたり。

    このシリーズの中には、キラキラした出会いがとてもたくさん詰まっていて、大好きでした。槙乃さんと倉井くんをはじめとして、出てくる皆が、どこかで幸せに暮らしてくれているといいな、と思えるとても素敵な本でした。

    私も素敵な出会いがしたい!

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