親子たい焼き 江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 100
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441858

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  • ようやくなつめは職人の道へ。

    一方、氷川屋は相変わらずの悪だくみ~。(その知恵を商いに使えばいいのに)

    そんな中、しのぶや周囲の人々の愛情で育つなつめが愛しいです。

    ほとんど大人買いの一気読み状態。
    面白いです、このシリーズ!

  • 腕にいい店主がいる照月堂をどうにかしたいと企む大店氷川屋。
    そこの娘しのぶと主人公なつめは年の頃も一緒だし、とても気が合ってお互いを大事に思ってる。
    しのぶは父親が企み事をしている事に心を痛める。

    照月堂の子たい焼き、弟子が出した店辰巳屋の親たい焼き。
    これからも精進しようとする2つの店に氷川屋が迫ってくる・・・

    あ~早く続きが読みたい。

  • ようやく厨房の中に入ることを許されたなつめ。店主の菓子作りを見ながら、自分でも出来るようになりたいと決心を新たに頑張る。また、ふとした事から店主の長子の郁太郎が今のお内儀さんの実子ではないと知る。
    そして、菓子比べをした氷川屋が、娘のしのぶを使って照月堂を探ろうとしている事を聞かされる。
    そんななか新しい菓子「たい焼き」を作ることになり、店主とともに作業に勤しむ。
    照月堂シリーズ。菓子職人として頑張るなつめの姿を描いている。続きが楽しみ。

  • 2020.09.21

  • シリーズ3巻目。
    上の子てどうしても後回しにされて我慢させられがちだけど聞き分けのよい良い子の長兄郁太郎の良い子さの理由が生来の気性もあるでしょうが生さぬ仲が影響しているのは間違いないのでせつなすぎました。
    江戸時代と現代人の自分では感覚が違うのかもしれないけど辰焼きを鯛焼きとマイナーチェンジして照月堂で本格的に販売するには辰五郎の店が元祖として売り出してからでないと筋が通らないと感じてました。
    矜持ある久兵衛ほどの職人がそんな筋が通らないことをするかな?とちぐはぐな印象です。
    だからかタイトルのいい話風のお話が正直盗人猛々しいと思ってしまいました。
    冒頭のなつめお嬢さん念願の職人修行初日への下働き夫婦の心尽くしにお礼の一言もなかったことにも読んでいてもやっとしてしまいました。
    使用人とはいえ江戸に引き取られた幼少の頃からお世話になっている2人に気まずい思いをさせるばかりでなつめ自身は夫婦の心尽くしに対して気遣いをみせない。主人公の自分のことばかりな印象がどうしても際立ってしまう冒頭のシークエンスで読み進めるのが少し気が重くなりました。
    シリーズ3冊目まで読んでみてこのシリーズは主人公のなつめお嬢さん自身は手痛い失敗があまりなくでも周りが優しくふわふわで事態が都合よく進みすぎるシリーズなのか~て感じです。
    全体的にはいいなと感じる部分やおもしろい物語と感じる部分も多いのですが、都合がよすぎたりちぐはぐだったりもやっとさせられたりとちょっとしたところが気になってしまい手放しでたのしめないのが少しもったいないシリーズです。

  • 本郷で、菓子店の開店準備中の辰五郎。
    照月堂の主人、久兵衛は鯛焼きが、考えた辰五郎の店より早く評判になってしまい、申し訳なく思っている。

    その上、何やら辰五郎の辰焼き刃物真似だと中傷する輩がいるらしい。

    氷川屋のお嬢さんしのぶとなつめは、そんなことは関係なく友情を育む。

    波乱の匂い立つ第3巻。

  • 201808/

  • 照月堂で菓子作りを手伝い始めたなつめ。ライバルからの妨害工作や、問題が起きて……。なかなか面白くなってきた。もっと尼さんが出てほしいなー。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第四回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第十二回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に『蒼龍の星』、第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』、シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」「絵草紙屋万葉堂」「万葉集歌解き譚」などがある。

「2021年 『蛇含草 小烏神社奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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