励み場 (ハルキ文庫 あ 31-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441889

感想・レビュー・書評

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  • 2016年9月角川春樹事務所刊。2018年8月ハルキ文庫化。武士を目指す信郎は、代官所の手代から勘定所の普請役に職替えし、妻の智恵と一緒に江戸で暮らし始める。江戸時代農業コージミステリーとでも言うような要素があり、信郎の思考の道筋が興味深く、楽しい。ラストの信郎と智恵の気づきと決心に拍手。二人の互いの想いが呼応する様が秀逸。

  • 125

  • 青山さんの歴史小説は、他にはない味わい。
    今回は、妻をめとらばより、かなり若い夫婦を軸とした物語です。
    そして、名子という言葉を知りました。

    しがらみの中、そして底知れない悲しみの隣で、自分の生きるべき道を探る姿が、清々しいです。

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著者プロフィール

青山 文平(あおやま ぶんぺい)
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務したのち、フリーライターに。
1992年、「俺たちの水晶宮」で第18回中央公論新人賞を受賞(影山雄作名義)。2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。評論家の島内景二氏は青山文平を60歳を超え遅れてきた麒麟児と呼んだ。
2014年『鬼はもとより』が第152回直木三十五賞候補となる。2015年、同作で第17回大藪春彦賞受賞。2015年『つまをめとらば』で第6回山田風太郎賞候補、第154回直木三十五賞受賞。以降、『半席』『励み場』『遠縁の女』などの作品を刊行。

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