ネコと昼寝 れんげ荘物語 (ハルキ文庫 む 2-10)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 136
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441957

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな群さんの小説!れんげ荘物語はその中でも大好きな小説です!
    無職のキョウコさんのれんげ荘での月十万円の気ままな一人暮らし…常に仕事に時間に生活に煽られている自分にとってキョウコさんの生活は憧れです!
    ゆったり流れる時間の中で当たり前の事を大切に丁寧に感じ楚々と暮らして行ける…何より時間と心に余裕を持っていられる事が本当に羨ましいと思っていましたが、これはこれで様々な心の葛藤との背中合わせなんですよね!
    計算上生きていけるだけの貯蓄はあったとしてもいつ何があるか分からない…どんなに節約しても減る一方…それがどれだけ不安なことか…
    キョウコさんももう働けない!働かない!と分かっていながら自分の生活を想いあれこれ心が揺れているのが良くわかります。

    強い女性が大好きで色々な小説の中で凛とした芯のある強い女性にお目にかかりました!
    如何にもなワーキングウーマン、姫川玲子や雪平夏見…魅力的な女性は沢山いるけれど、ある意味キョウコさんの強さは無敵かも…正確に言うならこの生活を貫けたら無敵かも…
    全ての迷いが吹っ切れて外野の様々な雑音にも目減りする貯蓄にも負けず私は無職でのんびりゆったり自分の人生を生きていく!…って、それはそれでカッコイイ!

    いつものれんげ荘の住人達もとても魅力的!
    虫も湿気も苦手だけど私もれんげ荘の住人になって彼女達のお隣さんになってみたい!
    今迄見過ごしてきた大切な想いに気付かされるかもしれない!

    今は何より断捨離したい!
    多くを持たず必要な物を必要な数だけ…それを大切に生きていく!
    そしたら少し気持ちが軽くスッキリ楽になるかな!と思わせてくれるお話でした。

    また続きを期待します!

  • れんげ荘物語第3弾

    こんなふうに生きられたら
    ゆったりと春のような日差しのなかで暮らしていけるのだろう。
    最低限度の物を持ち、ささやかなことに幸せをみつけ
    心豊かに暮らす

    背伸びしないキョウコの毎日にも
    今回は変化が

    キョウコのお母さんの容態
    ぶちおはもう現れないのか

    第4弾も心待ち

  • 大好きなれんげ荘シリーズ。
    少しずつ読み進めながら、本を閉じるときは「自分にはこんな暮らし、できるかなあ」と想像しちゃいます。
    「れんげ荘」を読んでいた時は、ああ無理だなあ、と思ったキョウコの暮らし、今は、とてもうらやましい…
    夜寝る前にちょっとずつ読むのが楽しいお話です。

  • 読みたかったれんげ荘シリーズ!
    大きな事件が起こるわけではないけど、この雰囲気がなんか好きなんだよね。

    自分で決めてスタートした生活なのに、これでいいのかって自問自答するキョウコ。
    きっと何をしててもそういう風に思っちゃうんじゃないかな?でも…ただネコを心待ちにしてても、出歩くことが少なくても、それでいいじゃない!楽しめれば。

    のんびり、ストレスから解放されたように見える生活にも葛藤はあるもんだ。

  • 今回は、つづきがあるような終わり方で少し驚いた。
    今までののんびりした感じから少し動きがあった感じ。

  • 2019.2.23読了 再読

    買ってから気がついた。あら、前に読んでいたわー。
    それでも楽しかった。
    確かに何かあったらどうしようと思うけれど、その時になったら考える。大事なことかも。
    仕事を辞めたら体調がよくなったと。そうなのか、辞めたら今の色々な不調が治ってスッキリするのかなー。
    まあ、、あくまでもフィクションなので

  • 仕事を辞めて、ボロアパートで慎ましく暮らすキョウコさんと住人の交流。
    私は仕事を辞めると、きっと引きこもりになってしまうと思っているからキョウコさんのように規則正しい生活は出来なくなるんだろうな。
    コナツさんのように毎日カップラーメン生活になりそう。

  • 働かないという強さ

  • ただいま無職につき、さぞ共感できるかと思いきや…私はあんなにきちんとできないわけで。働いている時に前作を読むと、うらやましい部分もあったのに、今ではただ痛い人に感じてしまい、その葛藤が今作では増えている気が。やっぱ働かないとあかんな、わし。

  • ある意味、理想的な生活。こんな暮らしには憧れます。でも、キョウコさん、不安だろうな。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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