- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758441957
感想・レビュー・書評
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れんげ荘シリーズ第三弾。
働かない事を選択し、一人暮らしをしている主人公。誰にも迷惑をかけずに一人で生きているはずがやっぱり面倒事が一切無くなるわけでもなく、自分の選んだ生活が本当にこれで良かったのかと思ったりとすぱっと割り切れるわけではないのだなと。
働いていないからこその生活を楽しんだり、不安になったり、何かしなくてはと空回ってしまったりと痛いほど感じる。
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れんげ荘シリーズまとめて再読です。
まとめ読みすると、主人公の心情の変化がよくわかります。
何も特別な事がないけれど、日々の暮らしに満足してる主人公。だけど、これで良いのかとか定期的に悩んだりしつつ。
実家では母親が大きくなった孫たちとうまくいかなくなったり。
主人公はアパートにねこが来るのを待ち侘びて日々過ごす、それはちょっと哀しい感じでした。 -
散歩と図書館へ行くこと以外に、全くなにもしないことを気に揉むキョウコさん。
仕事を辞めて貯金を切り崩しながら生きていくことに不安を感じたり、家に閉じこもってばかりで良いのだろうかと悩んでしまう。
そんな中、ネコのぶちおが遊びに来てくれることがあり、恋人以上に愛しくて可愛く思ってしまうキョウコさんだけど、やはり閉じこもったままの生活でよいのだろうかと悩む。
悩んでしまうけど、キョウコさん自身は結論は出ている。
れんげ荘での生活は、不便がないわけではないけど、自由で穏やかでとても気に入っている。
今回は、住人の一人、コナツさんとの距離が少し縮まったり。
住人との距離も近すぎず遠すぎず、居心地が良さそう。
最後、シリーズの「転」を迎えたような。
次巻が気になる。
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「散歩する猫」を先に読んでしまい、あれ?と思っていたら、その間にこの「猫と昼寝」があった…。れんげ荘のキョウコは本当に羨ましい。そして猫のぶっちゃんがあるあるの猫姿で本当に可愛い。何もかもすっぱり止めてこんな生活に足を踏み入れられたら…。現実に戻るとお兄さん、物分かり良すぎだよな、その奥さんと子供達もすんごいいい人達過ぎだしと思ってしまうんだけど。この物語に辛くて生っぽ過ぎる現実もどうよ…だし、誰もそれ望んでおらんしな。オアシスって言うか、息継ぎみたい、この本読んで少し呼吸する感じ。必要なモノだけで生きていこうとリセットされる。
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これが3弾らしいとここで知った。どうりで読んでみるとありゃ、この人はだれ?みたいなことが起こる。
でもぶつ切り感がなくてやんわりどこかしらが繋がっているからなのか間をすっ飛ばしてるからちんぷんかんぷんかといえばそうでもなく読める。どこから読んでも面白いなんて面白い。
働かなくても生きていける。楽しく。
でも世間や近辺の人はキョウコさんが働いていないことで責めはしないものの、気を遣っておかずの入ったタッパーを持たせてくれたり、タクシー代をもってくれたりする。
働いていないから、大変そうよね、ってそれだけなのかもしれないけどキョウコさんからしてみれば働いてないって、こんなに腫れ物に触られるような扱いになる?気を揉まれてる?みたいな感じになったのは寂しく感じた。
でもそれは立場が変わればその人なりに価値観が違うんだなと思った。それはキョウコさんならとっくにわかってはいると思うけど、とにかくお母さんがどうなるのかなと心配。 -
大好きなれんげ荘シリーズ。
少しずつ読み進めながら、本を閉じるときは「自分にはこんな暮らし、できるかなあ」と想像しちゃいます。
「れんげ荘」を読んでいた時は、ああ無理だなあ、と思ったキョウコの暮らし、今は、とてもうらやましい…
夜寝る前にちょっとずつ読むのが楽しいお話です。 -
なにもしない、ということも大変なんだと思った。
でも、四季を感じる生活は素敵だと思う。 -
れんげ荘シリーズ、第三弾も楽しく読んだ。
キョウコさんも年齢的に色々あるよね。 -
れんげ荘3作目
相変わらず面白い。
群ようこワールド癒される。
ぶちおを待つ心境が胸をくすぐる。
コナツさんとの関係も近くなってきて住人の事がさらにわかって来た。
4作目を早く読みたくなるラスト。
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相変わらず癒されます
登場人物が個性があって良い
それにしても毎日毎日ひまにならないのかな?
自分だったら、友だち作りや暇つぶしのために週3くらい働きたいと思ってしまう。