花だより みをつくし料理帖 特別巻

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 386
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441971

感想・レビュー・書評

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  • 読みたかったみをつくしシリーズ!!
    本当に終わってしまったようで残念。
    だけども、野江や種市の話が出て、読み応えたっぷり。
    もちろん澪自身の話もあり、うるっときてしまった。
    最後が本当に泣かせる。
    意外だったのは、小野寺様の妻、乙緒の話があったこと。
    いじましく可愛いらしい妻で和んでしまった。

  • やっぱり電車の中で読んではいけない
    澪さんのようにはなれないけど、その心持ちは背筋をピンとさせられる。

  • その後のみんなの姿を知ることができて嬉しい。
    つる家周辺のみんなの変らなさ。
    澪に会いに旅に出る。
    当時の旅は、今とは思いもよらないほどハードルが高いのに、それだけ澪を思うみんなが好き。
    幼かった野江と、彼女を救った1人の男。
    そうか、そういう出会いだったのだね。
    それを語った野江の決心が凜々しくて素敵。
    小松原様の奥方、傍目には分からなくても素敵な女性。
    いい夫婦だね。
    病に倒れた源済。
    やっぱり救うのは澪。
    本当によかった。

  • 最初の章こそ、種市らしいと笑えたけれど後はもう涙涙涙涙。皆が幸せで良かった。小松原さんも乙緒ときちんと夫婦で安心しました。野江ちゃんも幸せを掴み…又次さんの諸々を知れたのは嬉しくて、何度も読み直しました。知れば知るほど、やっぱり殺してほしくなかった。摂津屋さんも粋過ぎました。澪も相変わらず苦労してるけど幸せそう。野江ちゃんも側にいるから心強い。りうさんも相変わらずの元気さ。提灯の伏線が素敵。種市との再会のラストは号泣。雲外蒼天の易者さんも登場し、メインキャスト勢揃いで、幸せな読後でした。タイトル良すぎ。

  • 高田郁『花だより みをつくし料理帖 特別巻』ハルキ文庫。

    一応の完結をみた『みをつくし料理帖』の特別巻。澪とかつて関わった人びとの近況と澪への思いが綴られるが、肝心の澪はなかなか登場しない。後半になり、ようやく澪が元気な姿を見せるが、澪に再び苦難の道が……

    4話が収録されているが、いずれも心暖まるストーリーだった。いつも通り面白いと言えば面白いのだが、何かが足りない……

  • みをつくし料理帖、澪が大阪に帰った後のみんなの話。
    シリーズ最終巻を読んでから少し時間が経っているので、はてこれは誰だったか…と考えを巡らせながら読むのもまた良い(しかし記憶力のなさは情けない)。
    冒頭はなんともハラハラしましたが、みんな離れても変わらず、澪の料理を恋しがっていて、読んでいてホッとしました。

  • 読み終わるのがか勿体無くて、何回も同じところを噛みしめるように読んだ。そんな本です。
    終わっちゃったんだな。さみしいな。

  • あれから4年後の其々。
    大阪に転居した澪が恋しい種市、澪の想い人だった小松原様、幼馴染の野江ちゃん、そして澪夫婦の話。
    どの話も温かく懐かしく感じる。
    その後、みんな頑張ってるね!と声を掛けたくなる。
    また時々お会いしたい。

  • ずっと待ってた‥!
    ラストに号泣。「それからはみんな幸せに暮らしました」じゃなくて、これからも辛いことも苦しいこともたくさんあるけど、でも諦めないで、支えあい、励まし合って生きていくのだと感じさせるすごくいい終わり方だと思いました。
    大好きな作品の感想はいつも子供が書いたようになってしまう。

  • 野江と又次の物語が・・・もう・・・、せつなすぎてつらい。「秋燕」。
    正直、本編を読んでいる間はこれほどの絆が2人のなかにあったとは思っていなかった。お話としてそこまで深入りしていなかったというのはもちろんあるけど、どちらかというと又次→野江の一方通行なのかなーと思っていた。でもそれもあまり理由がはっきりしなかったし、今回の話でようやく得心がいったという感じ。
    恋人でもない、家族でもない、でもお互いが、生きる道をくれた人。それは何にも勝る大切なことで、ぜったいに断ち切ることのできない絆であり想いだったんだろうなぁ・・・。

    澪と源斉の「月の船を漕ぐ」は、なんといってもタイトルにある「船を漕ぐ」イメージを思い浮かべるところが、とてもとても良かった。
    「闇の海を船で行くというのなら、その船に乗せてほしい。」

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著者プロフィール

髙田 郁(たかだ かおる)
1959年生まれ、兵庫県宝塚市出身。日本の小説家、時代小説作家。元々は漫画原作者で、その時のペンネームは川富士立夏(かわふじ りっか)。
中央大学法学部卒業後、1993年集英社の女性向け漫画雑誌『YOU』で漫画原作者としてデビュー。その後山本周五郎の「なんの花か薫る」に衝撃を受けて、時代小説の執筆に至る。2006年「志乃の桜」で第4回北区内田康夫ミステリー文学賞区長賞(特別賞)を受賞。2007年「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞。そして2008年に同作を含む短編集『出世花』で小説家デビューを果たした。
代表作に、全10巻で300万部を超える大ヒット『みをつくし料理帖』シリーズ。同作は2012年にテレビドラマ化。2013年に『銀二貫』が大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から「ほんまに読んでほしい」本を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出、2014年にNHK木曜時代劇にて林遣都主演によりテレビドラマ化された。

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