幻想古書店で珈琲を 【番外編】賢者からの贈り物 (ハルキ文庫 あ 26-8)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758442350

感想・レビュー・書評

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  • 思いがけず新刊を見つけていそいそとGet.こんなに早く番外編が読めるなんて、本当に嬉しい。 その後のみんなの様子が、あまりにもあいかわらずすぎて(笑) アスモデウスが子供に優しいのがすごく好き。 アモンはあいかわらず司が好きだし。でも、コミケに行っちゃうのにびっくり。司があんなに止めたのに(笑) 三谷編があったのも嬉しい。夢、実現するといいね。

  • これを読んだら本当にシリーズが終わる気がして、なかなか読めなかったけどついに読了。出てくる人みんな、本当にやさしくていい。強くてカッコいい人たちやなぁ、と。日常の続きに、こんな不思議があってもいいよね。

  • 本編は終わっているけれどこの番外編を読んだら本当にこのシリーズが終わってしまう気がして大切にゆっくりゆっくり読みました(;;)

    結果から言うと本当に最高でした……
    司くんと神々の皆様をより好きになる物語でした。
    本編読んだなら絶対に番外編も読んで欲しいです!

  • 「亜門、初めての同人誌即売会」
    止められたにも関わらず。
    日を間違えれば全く違うジャンルを扱うあの場ではカタログを買うのが確実ではあるが、あれだけ彼に止められたにも関わらず本当に行くとは予想外だったな。
    流石に初参戦のコミケが夏というのは中々にハードなうえ、一人で行くには色んな意味で危険すぎる場所では。

    「書店員三谷と不思議な来訪者」
    彼等に近い何かを感じる者。
    普段から非日常な者達と話をしたりしているからこそ感じた違和感であるのだろうが、狼狽えず店員として役目を勤める姿は彼らしいな。
    一日だけの出来事かと思いきや、律儀にも翌日にも現れた彼は一体何者なのだろうか。

    「コバルト・イン・ジャパニーズチェスワールド」
    映画館にて二人が見るのは。
    時代物をチョイスしたからだとしても内容を見る前に眠りについた様に感じたが、日頃の疲れにしては彼が関与していそうな夢だったな。
    どんな事にも言える事だが、常識的に振る舞うべき時と自由にすべき時は意思がある限り必要だよな。

    「天使の有給」
    ノルマに捕らわれ失う物も。
    夢の為に必死になれるのはいい事だが、どんな時であれ自分の身体は一つしか無く無理をすると限界を迎えるのだからペース配分は考えなければいけないよな。
    倒れた彼が見た夢なのか分からないが、彼女が恩返しをしたいという思いは本物だろうな。

    「アスモデウス、変わらぬ星を想う」
    道端で見かけた迷子の子は。
    白昼堂々と子供だけが歩いている時点で不自然だと思うが、彼女の雰囲気からして両親の名も何も覚えていない事に疑問は抱かなかったのだろうか。
    間違えて売った自分に対する怒りもあったろうが、それ以上に大切な物が無くなった悲しみの方が強かったろうな。

  • 嬉しいオールキャラ!三谷くんの話で出てきたのはビブリオコレクトのあの人ですね!?嬉しすぎるコラボ。それぞれの章でそれぞれのキャラと親交を深めていくのとても良かったです

  • ちょっとその後の話。
    これで本当に彼らの姿を見るのは最後なのかなと思うとさみしいです。
    番外編でいいのでもっと読みたいです。
    亜門が某逆三角形の建物に行って、ハラハラさせられたり、コバルトとまた夢の世界を楽しんだり、アスモデウスのパシリになったり、司くんの周りは相変わらずぶっ飛んでいます。
    カザネくんの飼っているにゃんこは、可愛いからの中身カッコいいぽいので、いろいろ想像がふくらみますね。
    うーん、まだまだ見ていたいです。

  • 【名古屋】蒼月海里先生『幻想古書店で珈琲を【番外編】賢者からの贈り物』刊行記念 サイン会のお知らせ - 株式会社 角川春樹事務所
    http://www.kadokawaharuki.co.jp/topics/topics.php?no=401

    角川春樹事務所のPR
    大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くことになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる――。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。
    http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=5159

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著者プロフィール

作家

「2023年 『怪談都市ヨモツヒラサカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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