ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂 (時代小説文庫)

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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758442947

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  • 照月堂に追い風が吹き、
    翻って氷川屋には、
    親方の重蔵が他の大店に引き抜かれたり、
    屋台売りのたい焼き売りにもケチがついたり、と逆風が吹き始めた。
    そんな中、氷川屋の職人菊蔵が照月堂の戸を叩く。

    結果としては、まぁそうでしょうね、と予想通り。
    いくらフィクションといえども、何もかもが安直に、思い通りになるはずもない。
    いくらみんなが幸せになるお話が好きなわたしでも、そんなご都合主義のお話を求めているわけではないのです。
    今ですら、意外性がないうえにトントン拍子なので、深みがないなぁと感じているのに。

    少しずつ登場人物が増え、過去の関わりが垣間見えてきたりもしてきたけれど、この大風呂敷はきちんと回収されるかしら。

  • シリーズ6作目。いろんな恋があるなあ。ほろ苦い。菊蔵がなつめに喜久屋の餡を渡すシーンがよかった。あと作中にでてきたほおずきの保存法、素敵だと思った。相関図がいろいろとわかってきた回だった。続きが気になる。

  • おお!安吉!!
    いい情報を仕入れてる!!

  • 照月堂の子供たちの通う手習塾で、図らずも師範の大切にしていた鬼灯をもぎ取ってしまった亀次郎。

    泣く泣く打ち明けて謝りに行く。
    その時に鬼灯を模したお菓子を持たせることに。

    露寒軒の知り合いで、菓子比べで、選者となってくれた、陶陶斎。ずっと若いが無役の御家人でもある。そして菓子が大好きである。

    一緒に師範のところへ行き、鬼灯をずっと楽しめる保存法を教えた。

    新しい鬼灯の菓子の名は「ほおずき灯し」「青ほおずき」

    季節は秋本番。
    茶会が多くなる忙しくなる季節。
    照月堂は太助だけでは忙しい店先を甥っ子の能楽をやっていた青年を連れてくる。

    武士との付き合いが増え、対応ができる人材が欲しかったところに、能楽の素養のある文太夫は適任だった。

    氷川屋では、親方が日本橋の大店、一鶴堂に引き抜かれてしまった。

    歌の雅と、商いの厳しさ、職人の一途な思い。
    そんなエッセンスが絡み合う密な物語、第6巻。

  • すっかり菓子屋の職人になったなつめ。今回はひとつ成長かな?

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第四回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく─新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第十二回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』、シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」「代筆屋おいち」「江戸菓子舗照月堂」などがある。

「2022年 『猫戯らし 小烏神社奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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