うちのカレー 食堂のおばちゃん(7) (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 426
感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443234

作品紹介・あらすじ

「うちのカレー」には、人それぞれの大切な想いがつまっている──
近所の猫に手をひっかかれた二三の手は、パンパンに膨れ上がってしまい……(「うちのカレー」)。
調理師試験が近づき、万里は、なんと三人から湯島天神のお守りをもらったが……(「漬丼の誓い」)など、
佃「はじめ食堂」を舞台にした、笑って泣いての人情小説。カレーの他にも、焼き魚、牛丼、ハンバーグなど、
なつかしく、ほっとする料理の数々と温かな心遣いが、あなたをお待ちしています。
続々重版の大人気シリーズ、第七弾。(巻末に著者のレシピ付き)

感想・レビュー・書評

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  • 食堂のおばちゃん シリーズ第7弾。

    今回もほっこり。。

    今回のイベントは「調理師免許」、「和解」。

    残るは8巻だけ??
    続けて読みます。。

  • 「食堂のおばちゃん」シリーズ第7弾。
    ピリピリするような事件も起きず、謎解き要素も少ない。
    しかし、気がかりが一つ二つ回収されて、それは日常の小さな幸せである。
    どのように“老い”と向き合うか、というお話がメインだった気がする。
    迷惑な老人になったらいいことは一つもない。
    親の老いとどう向き合うか。
    自分の老いをどう受け入れるか。
    心残りをそのままにしないこと…など。
    親を見送った作者の体験から来るものや、日々の中で考えることが作品になっているのだろう。

    第一話 うちのカレー
    第二話 ぶっかけ素麵で行こう!
    第三話 漬け丼の誓い
    第四話 豚汁を止めるな!
    第五話 危険なモンブラン

    カレールウは、カレーを国民食までにした日本の偉大な発明品。
    日本人はみんな「うちのカレー」が大好き!

  • カロリーもコレステロールも気にしないで
    いただきたいメニューの数々。
    うーん、美味しそう!

    レシピもあるけど、誰かに作ってもらうのが好きぃ、だな。

    メイちゃんとおじいちゃんが心通ってよかった。

    温かい人の作る料理は心に温かくて美味しい。

    もうシリーズも7作目。

  • このシリーズを1巻から読み進めてきて7巻まできた
    その時々の時代背景が描かれているので懐かしい
    今回は平成から令和に年号が変わった2019年のはじめ食堂

    誰にも否応なく訪れる「老い」が随所に出てきた

    桃田はなちゃんのおばあちゃんの在宅介護の問題、
    ご常連の山手さん、免許返納をめぐっての息子との諍い
    ダンスの中条先生と孫の皐との関係の修復

    みんなが自分のことのように親身に考えていた
    家族以外にもこんな仲間に囲まれていたら、老いることに抗わず受け入れられる気がする

    そして、自分が年齢を重ねるに従って懐かしく思い出されるおかあさんの味についても各自がいろんなお母さんの味を披露していた

    私の場合は何だろうと昔を思い出し、それと同時にこの先、娘は私のどんな料理を懐かしく思い出してくれるだろうと思った
    亡くなった悲しみや寂しさ以外の懐かしさや楽しい思い出がいっぱいよみがえるような料理を思い起こしてくれるといいなと思う


  • コロナ禍でちょっと殺伐としている今、この方のこのシリーズを読むと心底ほっとする。

    読んでいると、今日のメニューの中でどれを選ぼうか迷う私がはじめ食堂のテーブルに座っている気になる。

    実際は私の口には入っていないお料理たちだけれど、「美味しい幸せ気分」は間違いなくお腹に収まりました~。

    山口恵以子さん、いつもありがとう。

  • 2020.07.25~2020.07.27
    相変わらず、おいしそうなメニューのオンパレード。
    季節を感じることができる、私の物語風レシピ本。重宝してます。

  • 『間に合ってよかった』
    今回の感想は、この一言に尽きる。
    私は間に合わなかったこと、気づけなかったこと、いくつもあるけど。メイとおじいさんは間に合ったよかった。
    本当によかった。
    少しでも多くの人が間に合いますように。

  • モルディブ帰りの万里のアイデアでカレーも順調。はなの祖母を訪問診療してくれてる山下先生新規参入。魚政の山手さん、息子に免許返納を打診されるも。万里ついに調理師試験へ、電車で一悶着。中条先生が事故入院、孫のメイはー

    ◆正直、「万里の成長」以外はもういいかと思ってた。高齢者問題がちょいちょい入ってるのもなんの啓蒙か…ここで話しても決着つかない高齢者の免許とか、スーパーでのおばちゃんの迷惑立ち話みたい…って。でも中条さん、間に合ってよかった。円谷くんもただの尖った若者じゃなくて、それをサクッと懐にいれた、万里を取り巻くはじめ食堂の面々。こういう人達に囲まれて、「魚が苦手なただのバイトくん」だった万里が成長したんだなぁとしみじみ。
    しみじみ、といえばふみちゃんの「おふくろの味」の生海苔佃煮、海苔とる漁師のひいじいちゃんの元で手隙で海苔隙きやってたおばあちゃんから何度も話聞かされてる私はちょっと親近感。一子さんとのリバイバル映画とか、「3分前のことは忘れても30年前のことは覚えてる」世代になってきて、こういうノスタルジーに弱いなぁとつくづく思う。やっぱり次も読んでしまうなこれは(笑)

    だけど。料理本やドラマの影響で家庭で真似して作ってみるのはあるけど、「孤独のグルメで美味そうだったから」「サラメシで観た坂井シェフのまかない」とかの丸パクを料理屋が出すのってどうなのかな…。だったらふみちゃんのお母さんの味で生海苔佃煮とか帆立珍味のがぐっとくるなぁ…

  • メイとおじいちゃんが仲直りできて良かった。
    ここまでは、あの流行病はまだ大丈夫だつたよな〜。
    次からはどうなるんだろ…。
    もし流行らなかったらこんな世の中だったのか?なのかまた、過去に戻ったりするのか。
    読んでのお楽しみにしよっと。

  • このお話も令和になりました。
    今話題の多様性から、あったかい家族の話まで。安心して読めるし、楽しめる。

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著者プロフィール

作家

「2021年 『婚活食堂6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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