熱血一刀流(一) (時代小説文庫)

  • 角川春樹事務所 (2020年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784758443265

作品紹介・あらすじ

半年ぶりに江戸へ戻った、一刀流の遣い手・中西忠太。
剣の師・小野次郎右衛門忠一から「新たな一刀流を切り拓け」と言い遺され、一刀流中西道場を構えることを決めた。
門人は、小野道場を破門された、反抗的で喧嘩早い五人の荒くれと、息子の忠蔵。
忠太は、一筋縄ではいかない不器用な弟子達と共に、剣術を通して人生の妙味と心技体を追求していく。
真に上に立つ者の言葉と愛情が心に沁みる、涙あり笑いありの剣豪人情小説、新シリーズ開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 熱血一刀流シリーズの1作目 
    2020.03発行。字の大きさは…小。

    豊前中津10万石・奥平家の剣術指南を務める中西忠太が、江戸で剣術道場を開き、その門弟たちと巻き起こす剣豪人情小説です。

    中西忠太が自身の剣術道場を開くにあたり、師範代を務める浜町の小野道場を破門された、反抗的で喧嘩早い5人の荒くれと息子・忠蔵を受け入れ、鍛え上げて道場の中心として育て上げようとする。

    【読後】
    道場主の忠太を見ていると「取次屋栄三」の秋月栄三郎を彷彿とされる、門弟たちを褒めて褒めて自信をつけさせ、気持ちよくさせて大変な修業を何とか乗り越えさせようとする。
    忠太の求めに応じて三度三度の食事を作る飯処「つたや」の女将・お辰との掛け合いが楽しいです。

  • 岡本さとるらしい作品だ。読んでいて気持ちがよい。楽しくなってくるのだ。お辰が思うように「まず、中西先生が来てくれて、よかったということにしておこう。」そういう気になってくる。ちょい悪の粋がっている5人組を上手くコントロールして稽古に向かわせていく手腕は見事である。楽しみなシリーズがまた一つ増えた。

  • 名高い中西一刀流の始まりですね。ここから、防具が出てくるのですね、

  • 岡本さとるさんの新シリーズが始まりました。これぞ岡本さとるの世界という作品です。「熱血一刀流(一)」、2020.3発行。形骸化しつつある剣道の中で、「剣は理屈ではない」と、型や組太刀だけでなく実戦(喧嘩)にもめっぽう強い中西忠太が、中西道場を開設し、息子忠蔵と5人の荒くれの若者を厳しく鍛えていく物語です。厳しさの中に時折見せる人情味が忠太の大きな器を醸し出しています。忠太、忠蔵、老僕松造の3人の食事を賄う「つたや」の女将、お辰がいい味を出しています。

  • 読んで気持ちが良い!青春だなあ。

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著者プロフィール

一九六一年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。二〇一〇年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。他に「若鷹武芸帖」「八丁堀強妻物語」「仕立屋お竜」などのシリーズがある。

「2023年 『明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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