散歩するネコ れんげ荘物語 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.65
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本棚登録 : 411
感想 : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443579

作品紹介・あらすじ

無職のキョウコは都内のふるい安アパート「れんげ荘」で、相変わらずのひとり暮らし。
六十歳すぎのおしゃれでしっかり者のクマガイさん、
「旅人」をしていたが三十歳を過ぎて、人生模索中のコナツさんや、
近所のネコ・ぶっちゃんなど、個性豊かな人々&猫に囲まれて、のんびり楽しく過ごしていた。
だが、突然倒れて病院に運ばれていたキョウコの母親の入院は長引きそうで……。
心豊かに生きるとは!? 三十五万部突破の大ロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • れんげ荘物語、第四弾。
    短いので、あっという間に二冊読んでしまった。
    まだまだ続く、のかな?

    大きくは、キョウコ母の入院と施設暮らし。
    それから、コナツの実家帰りと脱走(笑)かな。

    キョウコ母の入院関連の話は、結構重い。
    認知症を患って施設で暮らすのだけど、お金を出す兄夫婦と引け目を感じるキョウコさんのやり取りも、自分のものが盗まれたと話すキョウコ母も、どちらも、リアルでちょっとしんどい……。

    忘れられた方が、新しい関わり方が出来ると思えるキョウコさんにも、複雑な気持ちを抱いてしまう。

    コナツのキョウコさんの向き合い方も。
    自分の人生なんだから、好きなように、なるようになると思っているコナツと。
    コナツには、まだまだ先があるのだから、我慢や見通しも必要じゃないかとやきもきするキョウコさん。
    最後の方は、キョウコさんが保護者代わりになっていく流れが見られるんだけど……。

    仕事というものと向き合って、時には我慢もして、実直にこなしていく……という在り方に対して、終止符を突きつけたのは、キョウコさんではないのかな。
    けれど、そういう働き方と、キョウコさんがコナツに求めている働き方のどこに、違いがあるんだろう。

    ってもちろん、働かざる者……であることにも、違いないんだけど。
    仕事観って、どんな風にアップデートすれば良いんだろうなー。

  • キョウコさんがかわらず暮らしていて良かった♫
    このシリーズは大好きで、友達の近況を聞いている感じで読み終わった。
    特に大きな事件とかおきるでもなく、たんたんとした生活を読んでいるのがとても心地良い☆
    またいつかキョウコさんに会いたい。

  • れんげ荘物語 第4段
    無職で社会的には何もしていないキョウコさん。
    この先の老いてからの不安を抱えつつも日々の生活は続く。
    散歩する猫、認知症の母、隣人達の日々、そんな事が何気ない毎日に色を添えてくれているのかな。

  • れんげ荘シリーズまとめて再読です。

    4作品目では、確執のあった母が倒れた事から母娘の関係は大きく変わり、それをきっかけに主人公も自分の先行きに不安を感じたり、兄夫婦に比べて何もできない自分を恥じたり、というのが今作の悩み。

    アパートのコナツさんのわがままにビシッと言ったのには拍手でした。主人公は働かず自由気ままな暮らしでも、自分の生き方に責任を取る覚悟がある。

    責任も取らず、あれもイヤ、これも気に入らないではどうしようもないです。勉強になりました。

  • だんだんれんげ荘での穏やかな生活を楽しめるようになってきたキョウコさん。
    お隣さん同士の距離もよく、ぶっちゃんへの愛は相変わらず深い。

    共有スペースにお花を飾ったり、少しずつ行動範囲をひろげてみたり。

    その一方で、母とのそりは合わぬまま、病気で忘れられてしまった状況。

    気づけばコマツさんとの付き合いが深くなり、ご飯をご馳走したり…。
    コマツさんからの報告に今後どうなるのか、気になる。

  • れんげ荘物語の第五弾!
    キョウコさんとれんげ荘の人たちとの何気ない日常。時々フラリとやってくる猫のぶっちゃんとのこと。
    このシリーズ、特にこれといって大きな事件も起こらないけど、のんびり安心して読めてホッとする。
    キョウコさんとぶっちゃんの仲が気になるし、微笑ましくて可愛い。
    人生模索中のコナツさんの今後が気になります。

  • 2020.09.21

  • コナツさんの人生がワンダフルで羨ましい!

  • れんげ荘第4弾
    群ようこワールド相変わらず読みやすい。
    ぶちおとの再会シーンが感動的。
    でも、ラストがモヤモヤしたまま終わってしまって消化不良です。
    すぐに次を読みたいというドキドキ感ではなく次は読みたいがモヤモヤ感じ。

  • 毎回羨ましくなる。真似したくなる。そしていつまでもこのままでいて欲しいと思う。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2021年 『咳をしても一人と一匹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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