宝の船 江戸菓子舗照月堂 (ハルキ文庫)

  • 角川春樹事務所 (2021年1月15日発売)
3.88
  • (9)
  • (18)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 169
感想 : 9
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784758443845

作品紹介・あらすじ

十二月三十日。
年内の仕事を終えた駒込の菓子舗照月堂では、暮れの〈鬼やらい団子〉を揃っていただこうと、皆が居間に集まっていた。
その席で主・久兵衛は、落合に寺を建てる育ての母・了然尼に付き添うため、なつめが店を辞めることになったと告げる。
菓子作りは続けるというなつめに、これからも弟子として頼ってほしいと労う久兵衛。
惜しまれながら、二年半勤めた店を後にし、新たな暮らしを選んだなつめ。
精進を続ける照月堂、京で生み出された菓子……物語が大きく動き出す、シリーズ第九作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なつめが 上落合に寺を建てる了然尼と共に
    行ってしまい 照月堂を去る。
    京に行った安吉は 長門の手伝いをして 寒天で作った宝船もいうお菓子に携る。
    長門は このお菓子ができた褒美に 江戸に行きたい。と言い出す。
    安吉 長門 職人ふたりが江戸に行く。
    江戸について 氷川屋 一鶴堂 最後に照月堂の菓子をたべ それから 照月堂に挨拶する。
    菓子の味で 腕 人柄がわかったらしい。
    この 人と関わるのが難しい長門が 照月堂の郁太郎には 心を許す。
    新六歌仙という 怪しげなお菓子がでまわり どうやら 一鶴堂のものらしい。
    売り込みも嫌な感じ 味もお話にならない
    ということにほっとする。
    長門 安吉ら一行は 上落合の了然尼に挨拶に行き
    なつめのお菓子も食べ しばらく泊めてもらうことになった。
    なんと 行方不明だった なつめの兄が現れる。
    これ9巻です。
    あーあと一冊で終わるか!
    残念だなあ!

  • なつめの育ての親でもある了然尼は寺建立のため、住まいを移ることになった。
    少し前に、無理がたたって倒れてしまった了然尼につきそうため、
    なつめは照月堂を辞めることに決めた。
    武家からの主菓子の注文を受けるようになり、忙しくなってきた照月堂ではあるものの、
    厨房には新しい見習いの三太や郁太郎が、
    帳場には太助の甥の文太夫が入ったり、と新陳代謝も良好ではある。

    距離的に通いが難しいがゆえの離職なので、つながりが切れたわけでもなし、
    照月堂の優しい人たちにもまた会えるのはなにより。

    京都からは、安吉が里帰り(?)し、
    最後に慶一郎お兄さんも登場し、クライマックスへ向けて動き出す。

  • どんどん物語が展開していってページをめくる手も速くなるような。

    慶信尼と田丸外記の関係性も明らかになってわだかまりも溶けて、菊蔵としのぶもチラと姿を見せて、寒天菓子を携え、ついに安吉と長門たち一行が江戸へ。安吉の福はここに出てくるのか。

    なつめが照月堂を出たことで、久兵衛のお菓子の出番は減ってしまったけど、他にもいろいろなお菓子が出てくるので、つい和菓子の本を借りてしまいました。

    次が最後だそうで、一鶴堂や上総屋、なつめの両親のことが明らかになるのか、楽しみです。

  • あー照月堂やめちゃうんだ…
    と思ったけど.
    まだまだつながりはあるし
    京都から安吉達は来るし…
    え?お兄さんも来た??
    続きが気になるところで終わってるー!!!

  • 「去年、お会いになったばかりなら、あの子の方が先手ですよね」

  • 落合に新しい寺を建造することになり、健康に不安が残る了念尼について引っ越すことに決めたなつめ。
    一旦、照月堂をやめることにした。

    そんな中京都では気むづかしい天才肌の少年、長門が新しい寒天を使った菓子を創作し大ヒット。
    江戸に修学旅行をこころみることに。
    お気に入りの安吉をはじめ、他二人の職人を連れて江戸へ。

    不思議な縁が出会いを呼ぶことになる。

    ますますそれぞれの登場人物たちが命を貰い生き生きと動く第9巻目となった。
    題名に照月堂が出ているので、まだ関わりはきれないのであろう。

  • なつめが大きな決断をして……あれ、まだまだ続くのね。

  • 続きが気になる。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

篠綾子/埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。主な著書に『白蓮の阿修羅』『青山に在り』『歴史をこじらせた女たち』ほか、成人後の賢子を書いた『あかね紫』がある。シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」など。

「2023年 『紫式部の娘。 1 賢子がまいる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠綾子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×