みんなのナポリタン 食堂のおばちゃん(9) (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 324
感想 : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443890

作品紹介・あらすじ

「おばちゃんとこ、ナポリタンはやんないの?」
焼き魚、ハンバーグ、串カツ、豚汁、オムレツ、ふろふき大根、カレー……昼は定食屋で夜は居酒屋。
姑の一子と嫁の二三に、今や大黒柱になった万里の三人で営む佃の「はじめ食堂」は、庶民的で美味しい料理が評判だ。
お客のリクエストで、なつかしのナポリタンもメニューに入れることに。
一方、常連客の瑠美先生の告発記事が週刊誌に出てしまい……。
続々重版の大人気シリーズ、第9弾。文庫オリジナル。

感想・レビュー・書評

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  • 「食堂のおばちゃん」シリーズ第9弾

    コロナ禍で飲食店経営が色々と制限を受ける中、食堂&居酒屋が舞台の作品も展開には苦労したのではないかと思う。

    今回は、美味しいもの多め、事件少なめ。
    前作で、常連さんの一人を失うという衝撃展開を受けて、今回はおとなし目なのか、不安定な時代に書くべきものに迷ったのか。

    事件は二つとも、女子と男の問題だ。
    心に隙のある時の女、そして男。
    モヤモヤする。

    一つ言わせてもらっていいですか。

    この、永野つばさって娘は何なんでしょうね?
    以前は、慕っていたおじ様が結婚するのが寂しくて職場で不倫して、それが原因で会社を辞める羽目になって。
    今度は、
    社内恋愛で二股かけられて、若い後輩の方が選ばれたからって、他人に彼氏役を演じてくれるよう頼み込んでまで「あんたよりいい男と結婚します」と当て付けて復讐するとか。
    そんな生き方で良いんですか?
    この人の焼いたパンは、ちょっと食べたくないな〜。

    それに比べて、辰波康平さんと菊川瑠美先生。
    告白したんだっけ?してないですよね?
    にも関わらずの落ち着きは年齢なのか人柄か。
    ・・・人柄でしょう。
    まだ付き合ってる自覚もないはずなのに、熟年カップル風の、燻し銀の輝き、素敵です。
    焦らなくても、ゆっくりで良いよね。

  • ああ、ほっとする~。
    はじめ食堂は心のふるさとみたいなものだから。

    1豚汁日和
    2参鶏湯で癒されて
    3ラム肉はピンク色
    4おろしポン酢は恋の味
    5みんなのナポリタン

    どれを読んでも、頭の中が美味系幸福感で満たされる。
    私も作りたくなってきた。まずはナポリタン。そして豚汁には里芋入れるのね。ジャガイモ派だったけど、次は里芋にしてみよう。

  • 日替わり定食が魅力的な大衆食堂ってとこが好きだったのに、シャンパンとか小洒落た一品が増えてなんかな〜。復讐のためにパン屋の弟を巻き込む話もちょっと無理矢理な感じがした。ネタ不足?

  • ナポリタンは苦手。
    他の料理が美味しそうだった。

  • どの料理も、的確に美味しそうな描写とレシピ。
    常連さんの自然な掛け合いと、ゆるやかに変化していく登場人物の関係性や環境が魅力。物語だから、ことがうまく運びすぎてるような印象もあるけれど、それでも読んでいて「あぁ、素敵な巡り合わせだな」と思える心温まる小説。
    私は5巻という中途半端な巻数から読み始めたけれど、抵抗感はあまりなかったです。どの登場人物も人情溢れていて、慣れ親しんだ仲だからこその軽やかな掛け合い、新しく増えたお客さんへの歓迎の姿勢、ちょっとした他のお客さんへの粋な気遣い、もっともっとこの温かな空間に触れていたくなります。

  • 登場人物に順々にトラブルが起こって、それを追いかけていく話の展開。当たり前だけれど、平穏無事の何もない人生なんてないよな〜と、美味しそうな料理を頭の中で思い浮かべながら読む。

  • 新型コロナウィルスが落ち着いて、普通の生活が戻ったという作者の願望?が入った今回の設定。
    とはいえメインはやっぱり美味しい食事。
    今回は常連の菊川先生がお弟子さんに裏切られるけど、後藤さんとの仲が進んだり、ワインがよく飲まれるようになったりと、少しずつ変化していますね。

  • 収録作品:豚汁日和 参鶏湯で癒されて ラム肉はピンク色 おろしポン酢は恋の味 みんなのナポリタン

  • コロナ時代も変わらないはじめ食堂。月島に住むのも悪くない。瑠美先生も兄妹のパン屋も無事で何より。

  • 時代を反映しながらも、変わらずおいしいものを作り続けて元気いっぱいのはじめ食堂。お客さんの恋愛問題等色々起こりますが、変わらない強さが魅力です。

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著者プロフィール

作家

「2021年 『婚活食堂6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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