新・里見八犬伝(下) (時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所 (2021年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784758444002

作品紹介・あらすじ

伏姫のお陰で平穏な時代が続いていた里見家だが、隣地の館山城は蟇田素藤という得体の知れない男に乗っとられていた。
城内では連日、妖しげな狂宴が繰り広げられ、悪霊の城と呼ばれている。
そんなある日、突如、素藤が黒の騎馬侍と共に里見家を襲った。
ただ一人、辛くも難を逃れた里見家の遺児静姫は、家の再興を願うが……
魑魅魍魎の悪の軍団と静姫を助ける八人の光の戦士との最終決戦の刻がきた。
映画化され、一世を風靡した驚天動地の時代エンターテインメント・ノベル、ここに復活。
〈全2巻〉(解説・細谷正充)

感想・レビュー・書評

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  • 原作では神童すぎて何の面白味もない親兵衛が(八犬士だいたいだが)善悪両方の面を持ち合わせた悪ガキになっている。
    そして原作では1人も死なない八犬士は親兵衛以外死んでしまう。そうしないと物語にならんしな
    映画脚本らしく話がびゅんびゅん進みます

  • 里見の静姫が冒頭から登場する下巻。
    8人目の男で善悪せめぎ合う心を持つ親兵衛が静姫と出会い、反発し合いながらも互いに惹かれていく。
    やっと全員そろい、最後は闇を討つ光に一人一人殉じていく八犬士たちの覚悟が清々しい。壮大な運命の物語。荘助と大角の死に様が印象的。
    素藤率いる悪の側のキャラクターを八犬士と対になるように増やしたという割に毛野と妖之介以外因縁になる絡みがなくて、それぞれの対決の盛り上がりがいまいちだったなぁ。
    親兵衛と姫の選んだ道、そして終わり方は好み。映画でも原作でも結局御霊様の存在が謎だw

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著者プロフィール

著書に
『恋時間』三笠書房
『職員室』日本文芸社
『変身願望』祥伝社
『恋愛会話』新潮社
『29歳のクリスマス 下』新潮社
『29歳のクリスマス 上』新潮社
『ない!』角川書店
『恋愛前夜』角川書店
『キス・フレンド』角川書店
『ジェラシー 恐怖を喚ぶ六人の女』角川書店
『殺人者K』双葉社
『恋愛映画』新潮社
『ルージュ 恐怖を運ぶ六人の女』角川書店
『世界で一番ロマンチックな海』角川書店
『恋愛前夜』角川書店
『Love(ラブ)』双葉社
『スローモーション』角川書店
『ハッピー・バースディ・トゥ・ユー』角川書店
『恋しても』角川書店
『夜も昼も』角川書店
『飛び出せ!青春』径書房
『恋愛ゲーム』角川書店
など

「1988年 『飛び出せ!青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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