親王殿下のパティシエール 皇帝陛下とお菓子の宮殿 (5) (ハルキ文庫)

  • 角川春樹事務所 (2021年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784758444392

作品紹介・あらすじ

清の第十七皇子・愛新覚羅永璘お抱えの糕點師見習いとして北京で働く仏華ハーフのマリーに新たな難題が降りかかる!
皇帝・乾隆帝より工芸菓子の献上を命じられたのだ。
西洋の建物を模したものを、というお題にマリーは皇帝が宣教師に設計させた西洋楼を写生しに円明園に赴くが……。
更に七人の世襲親王が登場し、遂に皇上とのお目通りまで!
若き女菓子職人の波瀾万丈清国ライフ、最高潮!

感想・レビュー・書評

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  • 今回はハラハラドキドキしながら、読ませていただきました。

    しかし、奥深いお菓子と清朝のしきたり。

    今回も楽しい時間を過ごしました。

  • 煮詰まってきた、というか、追い詰まってきた、というか。
    あと残り三冊が気になります。

  • この頃はお菓子というより工芸品ピエスモンテ作りばかり.皇帝が永璘を遠ざける理由に近づいたような気のするマリー.皇帝が永璘を受け入れてくれる日が早く来たらいいのにと思います.

  • マリー、すんごいとこまで来ちゃったね。

  • とうとう乾隆帝の登場。
    永璘が教わっていない西洋画を描けたのも、絵を禁じられた理由も明かされる。
    にしてもその理由はちょっと可哀想ではある。
    西洋画がダメなら中華の絵を学ばせていれば、永璘も親王になれるほどの才能を築けたかもしれないのに。
    そして親王たちの間で西洋菓子職人を引き抜こうという動きも強まる。
    マリーが女性だからこその問題もついてまわる。
    果たして平穏な日々はやってくるのだろうか。

  • 第一話 皇家庭園と親王ア・ラ・カルト
    第二話 公主の懐妊と二度目のクリスマス
    第三話 皇帝陛下とパティシエール

    皇帝からの難題に四苦八苦するマリー。対応を能力のある大人に助けてもらうことで、目に見えてマリーが成長する。
    何て嬉しい気分だろう!

  • 遂に本丸。
    とりあえず、一難は去ったのか?

  • 恋愛なしの清帝国が舞台の修行中のパティシェールのお話。やー、もう今回はどうなるかとはらはらしました。いいねいいね!みんなの助けを得るマリーもいいし、にやにやしていそうな皇帝も楽しかった。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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