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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784758445030
作品紹介・あらすじ
焼き魚定食、ニラ玉豆腐、牛丼、新じゃがのお味噌汁──
姑の一子、嫁の二三が仲良く営む東京は佃の「はじめ食堂」は、昼間は定食屋、夜は居酒屋。
定番メニューも豊富。二三たちは、鰻素麵、月見うどんなど新メニュー開発にも余念がないが、常連の瑠美、康平カップルの仲が、どうも気になって──
累計四十五万部突破、続々重版の大人気シリーズ、熱望の最新刊。
初めての方も大歓迎です。どの巻からでもお読み頂けます。
感想・レビュー・書評
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東京都中央区佃。
江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。
そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。『食堂のおばちゃん』シリーズ12作目。
◇
昼前のはじめ食堂。今日もランチの準備に一子たちは余念がない。
二三が炊けたばかりのごはんをお釜から電気ジャーに移していく。ガス釜で炊いたごはんは香ばしいおこげができて相変わらず美味しそうだ。
二三がジャーにごはんを移し終えると、今度は一子の出番だ。ホカホカのごはんを杓文字で適量すくい、すばやくおにぎりにしていく。
ふんわり美味しいおにぎりは4つ。一子と二三が1つずつ。残る2つは皐だ。
皐は割烹に修業に出た万里に代わり、先日からはじめ食堂を手伝ってくれている。モデルタイプのスラリとした身体と美形と言っていいきれいな顔だちをしている皐は、化粧をほとんどしていなくてもやはり目を引く。
実はこの皐、最近まで勤めていたショーパブでNo.1を誇った人気ダンサーなのだ。
将来、味噌汁を中心にした店を出したいという夢を持つ皐のために、まずフロアでの接客の勉強をさせているが、天性の明るい魅力は常連たちにも好評だ。また、はじめ食堂で出す味噌汁も勉強を兼ねて皐が作っていて、これも評判がよい。
万里が1人で切り回していた厨房は一子と二三の2人で担当しなければならないため、皐の即戦力ぶりは一子たちにとって正直なところうれしかった。
こうして新体制で回り始めたはじめ食堂。慌ただしかったランチタイムが終わり、休憩時間を挟んで夜営業の居酒屋タイムがやってきた。
皮切り客は常連さんの辰浪康平だ。食堂に酒類を卸してくれている酒屋の跡取り息子である。
いつものカウンター席に座った康平。今日も瑠美と待ち合わせのようだが、いつもと違ってどこか元気がない。二三が理由を尋ねたところ……。
( 第1話「初夏のサラダ祭り」) ※全5話。
* * * * *
本巻のメインは辰浪康平と菊川瑠美という常連同士の恋の行方です。
康平と瑠美はどちらもアラフォーの独身。はじめ食堂で顔を合わせるうち親しくなり、いつしかデートをする仲となった2人。本巻ではついに互いの両親に紹介し合い、結婚秒読みかというところまできました。
本作の人間模様はこれまで亡くなったり別れたりが多かったので、やっとメデタイ話が♥と期待したのですが……。
営業から配達まで酒屋の中心となって切り盛りする康平に、人気の料理研究家として多忙な日々を送る瑠美。そんな2人が結婚後の生活について出した答えは、なんと別居婚。難色を示したのは康平の両親でした。その気持ちは十分理解できるだけに、どう決着がつくのか気になります。
ただ表題作の第5話で少し希望が持てる展開になりはしましたが、お楽しみは次巻に持ち越しとなりました。 ( 引っ張りますねー。)
その他に、興味深かったことが2つ。
1つ目は、第3話「たまごのキノコ」に登場した鹿肉。
足柄の民宿に小旅行に出た一子たちが舌鼓を打つのですが、鹿の刺し身が大好物な身としては、読んでいてノドがゴクリと鳴りました。
この足柄の鹿肉は万里の修業先である割烹八雲で扱うことになったので、今後の八雲の料理が楽しみです。
2つ目は、最終話でついに『婚活食堂』の舞台、「めぐみ食堂」が登場したことです。訪れたのが康平と瑠美のカップル。付き出し全部乗せと自慢のおでんがやっぱりそそります。
クリスマス・イブの夜はレディ・ムーンライトの手料理。ターキーやチキンの代わりに鶏ガラ出汁のおでん。なかなか洒落ているではありませんか。
残念ながらこの店の常連さんは出てきませんでしたが、恵女将は元気そうでうれしくなりました。
実は、めぐみ食堂に酒類を卸しているのは康平とこの辰浪酒店ではないかと思っていたので、予想が外れて少し残念です。
それでもちょっぴり得した気分になった最終話でした。 ( 今回も名前だけ登場の「食堂メッシタ」も、そのうちきちんと満希さんともども登場させて欲しいと思います。)
営業妨害が入ったり旅先で要が急病で倒れたりと困りごとはありましたが、最後はきれいに収まって満足して読み終えました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美味しそうな料理がたくさん登場して、読みながらずっとお腹が空いていました。
思わず真似したくなるレシピがたくさんあって、焼きうどんなのですが、めんつゆとオイスターソースとオリーブオイルで炒めるというのが特に気になったので作ってみようと思います。 -
皐にバトンが渡る。改めて二三、一子が本線なんだと思い知った。最近ぼちぼちコロナを背景にしてる先生増えたけど、山口さんは流行病にしたんだね、おそらく言いたい事たくさんあるし世の中おかしいって書ける作家だけど、改めて思うのが同調圧力にただのコロナかかるくらいで吊るし上げる日本人の多いこと 寿命が縮むワクチン打て打て、給付金で終わらせる生活を助けない自民党 ほんと30年間何も変わらない あっ感想文か、山下先生とはなちゃんが付き合うとか、驚くけど
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シリーズ12
皐さんが万里くんに代わって、登場‼️
でも、このシリーズ、皐さんのお友達の賑やかなお姉さんたちが出てこなくて、少し寂しかったわ。
それにしても、サラダもきのこも大好きなので、いろいろ食べたいものばかり出てきて、お腹すいちゃった。 -
食堂のおばちゃんシリーズ12冊目。
姑の一子と嫁の二三が切り盛りする、はじめ食堂。
万里が店を卒業、代わりに皐が入り、心機一転。
新しいメニューも続々と。そして気になるあのカップルは?
書き下ろしの第五話はサプライズ!
第一話 初夏のサラダ祭り・・・サラダ祭りの店内に、皐を標的に
したイヤな客たちが現れる。だが思わぬ救いの手が。
第二話 鰻で乗り切れ・・・7月の暑さは健康問題にも影響する。
土用の丑に合わせて、鰻のメニューで元気を皆へ。
第三話 たまごのキノコ・・・9月、山下医師の縁での旅行は、
キノコ狩りとジビエ。ところが要が突然苦しみ・・・。
第四話 うどんと名月・・・お月見特集とハロウィンの献立を
考える中、康平と瑠美の婚約に暗雲?でも二人は大人。
第五話 聖夜のおでん・・・友の息子の引きこもりに康平の母の
骨折など心配事は尽きない。でも良い方向に向かいそうな
兆しも。そんなときにある事件が起こり、康平と瑠美にも
進展が。『婚活食堂』のめぐみ食堂も美味しそうな店。
<巻末>食堂のおばちゃんのワンポイントアドバイス・・・レシピ。
最後に一言・・・めぐみ食堂のおでんのレシピも掲載。
優しい心遣いが味付けになる大衆食堂での、人情話短編集。
新たにはじめ食堂のメンバーとなった皐は、さっちゃんと
呼ばれ、新戦力として店を盛り上げています。
しかも卒業した万里までもランチに来て出勤という賑やかさ。
山手の大人の気遣いや、大人同士の決断など前向きな言葉もある。
そして人と人との縁。山下医師から始まり、民宿、ジビエは、
万里を介して「八雲」の主人にまで繋がってゆきます。
その「八雲」のジビエ料理の美味しそうなこと!
また、時が経つと人と心は変わるもの、という言葉。
昨今の世間を騒がせる事件を考えると、
良き方向に変わって欲しいものだと、しみじみ感じてしまう。 -
食堂のおばちゃんシリーズ12作目。
万里くんから皐ちゃんにバトンが渡った。
新たな章の幕開けだとひとりごちる間もなくランチには万里くん登場でとっても嬉しかった。常連のひとりとして脇から物語を盛り上げる立場になったんだなぁと。
さっちゃんが入ることでサラダのレシピが充実しワクワクの展開。健康問題のお話は微妙だったけれど、康平さんと瑠美先生とうとう進展するのかしないのかヤキモキしながら読了。
どうやらおでん屋さんの女将さんが婚活食堂とリンクしているらしい。今更かな。早速読んでみよう。食堂メッシタも。 -
皐も慣れて、いい感じのはじめ食堂。皐の考えるお味噌汁も食べてみたい。旅行のシーンでは改めてキノコの恐ろしさを感じた。(キノコは関係なかったけれど。)
おでんがどこに出てくるのかと思いながら読んでいたら、最後の最後に出てきた。きっとはじめ食堂でも出てくるだろう。 -
姑の一子(いちこ)と嫁の二三(ふみ)が営む「はじめ食堂」の物語、第12弾。
長らく一緒に働いていた、赤目万里(あかめ ばんり)が料理屋に本格修行に出ることになって「はじめ食堂」を前作で卒業した。
ちょっと寂しいなと思っていたら、毎日、賄いを食べに来てから出勤ですって!
賑やかさが失われなくて良かった。
代わりに入った青木皐(あおき さつき)も、ほぼ勝手知ったるはじめ食堂で、接客はもちろんバッチリ、新しい料理のアイデアも出し始めて、おばちゃん二人の食堂に、また新しい風が吹く。
美味しい料理がいろいろ出てきて、この作品を読むと、なぜか「食べたい」より「作りたい」が先に立つ。
毎日晩ごはんを作るのはなかなかに面倒なのだけど、元気とモチベーションをくれるのだ。
今回は、酒屋の辰波康平と、料理研究家の菊川瑠美のカップルに試練が!!
人気料理研究家の瑠美にも降りかかる、姑の洗礼(!)
全然オシャレな感じじゃない。
しかし、この苦労も瑠美の肥やしになるような気がする。
第一話 初夏のサラダ祭り
第二話 鰻で乗り切れ
第三話 たまごのキノコ
第四話 うどんと名月
第五話 聖夜のおでん
桃田はな、
最初は、若いのに万里よりずっとしっかりしてる!と感心していたのだけど・・・
近頃は山下医師にベッタリくっついて、高価な料理や酒を遠慮なく奢ってもらい、周りの人たちに対するあの口のききかた・・・どうも、好感度が下がる。 -
万里くんがいなくなり、さつきちゃんが加わったはじめ食堂。
康平さんと瑠美さんにもちょっと危機?でももう大人だから。
最後、婚活食堂とリンクしてて激アツでした。 -
第5話で婚活食堂のめぐみ食堂登場!
この2シリーズ間のコラボ大好き♪
今回も一子さんの言葉が深く胸に突き刺さる。
いつまでもお元気で食堂を続けてほしいな。 -
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万里くんが抜けて皐ちゃんが加わった新しいはじめ食堂。美味しい家庭料理とあったかい雰囲気で常連さん達の心まで暖めてくれます。
こちらで12作目ですが、
どの巻から読んでも楽しめます。次巻も楽しみ。 -
外食したくなる。
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久々に「食堂のおばちゃん」シリーズを読み進めた。1年4か月ぶりだった。前巻までの記憶がややおぼろなんだけど、そうそう成長していいキャラ出しつつあった万里くんが旅立ってしまっていたのだった(といっても毎日昼食を食べに来るんだけど)。好もしい熟年カップルだった瑠美さんと康平さんのところも、何といまさらにして康平さんの母親の静かな反対に遭っているという……。
とはいえ、いつもどおりみんな小さな悩みや問題を抱えながらも温かな人々に囲まれてのりきっていけそうな感じになるのがいい。安定の癒し感は健在だった。 -
万里が抜けても皐月が加入して新しいチームはじめ食堂。今回は山下先生が大活躍。前作に続いて建築関係者が悪だくみ。なんかこの業界のイメージ悪くなるよねー。ジビエ料理食べたいなぁ。瑠美と康平カップルも雨降って地固まる。聖夜におでん企画かと思ったらめぐみ食堂が出てきた。前の幽霊居酒屋といい、他のシリーズに関わるのは瑠美と康平カップルなのね。
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「食堂のおばちゃん」シリーズ12。
はじめ食堂で働いていた万里が日本料理屋で修行する為に辞めた。その代わりに働く事になった皐がはじめ食堂の戦力となっていく。
常連カップルの結婚話や、みんなできのこ狩りに行く話などいつものメンバーの身に起きる様々な出来事を描いてる。
安定の面白さ。料理も相変わらず美味しそう。 -
万里のいなくなった食堂。
でも、皐が入り、苦もなくうまく回っている感じで良かった。
山下先生ご紹介のお宿、泊まりたくなったなー。。
いきたいな(笑)
安心安全な読み物って感じのシリーズで、安心して読める。
著者プロフィール
山口恵以子の作品
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