薫そうめん 木挽町芝居茶屋事件帖 (時代小説文庫)

  • 角川春樹事務所 (2023年7月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784758445757

作品紹介・あらすじ

蒸し暑い雨の日。美男・喜八が仕切る木挽町の芝居茶屋かささぎで、元金貸しの隠居・岩蔵と、金貸しの奉公人だという長助が相席となった。
二人を中心に店には和やかな時が流れていたが、岩蔵の棘のある言葉で場は白けてしまう。
それでも岩蔵をやけに気にかける長助。一方、常連で狂言作者の娘・おあさは、駿河台で起きた詐欺事件を取材中らしい。
その上、かささぎを大茶屋にする応援がしたいと、喜八にある計画を持ち掛けてくる。
芝居の町が舞台、人情たっぷりの事件帖、第四作!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は詐欺事件でしたね。
    しかし、詐欺の語源が兎(因幡の白兎がサメを騙したことから)とは知りませんでした(・・;)

    寂しい年寄りを狙った詐欺っていうのも……。

    今回も夏越御膳や薫そうめんが美味しそうでした。
    さて、役者と話せる茶屋に次の巻ではなってるんでしょうかね。
    楽しみ(≧∀≦)

  • だんだん良くなってきました。
    なぜ5じゃないんだ!
    話しが柔らかくもたもた進みます。
    狂言作者の娘おあき の持ちかけた話し
    かささぎのお店で役者に会える ことにすると流行る!
    なんだ その話し?
    それが詐欺事件を調べていた鬼勘の思惑と一致
    関係者を集めて 偽のお芝居を始める。
    詐欺事件は うまく解決!
    孫だと騙されていた岩蔵 でも騙されてるのは知っていた。
    人情がからんで 終わり方はいい終わり方でした。

  • 夏のお料理のオンパレードでしたが、冬瓜の丸煮美味しそうでした。
    この作品のおあさちゃんの言葉が、心に響きました。「応援する側はね、何も役者や作者をただ応援してるわけじゃないの。応援することがそもそも楽しいし、自分の仕合せでもあるのよ」オタクの気持ちを代弁して頂いたと思いました(笑)

  • 202307/詐欺事件は切なさもあり…。茶屋のコンカフェ化とか、登場人物達の関係性とか更にヲタ向け増してきた感。

  • なんか今回はいい話でしたうるっときました。
    また、今回は東先生の脚本じゃなくて、六之助の脚本でした。
    喜八が女形でした。弥助があおさを警戒しててどこまでいっても喜八中心なんだなと思いました。素晴らしい。
    芝居茶屋が本格化するみたいですね。なんかメイド喫茶みたいになってきましたね。
    女性向け茶屋になりそうだけどいいのかな…。
    私は今のままの方が好きです。

  • 喜八が皆のことを優先しているためなのか、本人が何をしたいのか、何を思っているのかがいまいち分かりにくいので、もう少しはっきりしてくれると嬉しいかなと思います。話的には安定していてさらっと読める内容。

  • 薫そうめん夏を感じさせる題名。秋も深まって来た中
    やっと読み終えました。面白かったです!

  • 木挽町の芝居茶屋かささぎやで働く喜八、弥助。芝居をめぐる常連客。
    その中に、元金貸しで今は隠居の岩蔵。
    金に不自由はなくとも吝嗇で頑固、実の息子とも縁遠い。
    一人ぼっちでいる岩蔵のところに、実は来るはずのない孫娘が。

    先だっては別の町内で隠居のところで起きた詐欺事件が話題に。当の被害者の隠居は詐欺ではない、金はやったと言い張る。

    戯作化の弟子をしている六之助が初めての本をつくることになって。

    芝居茶屋に繰り広げられる人情噺。

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著者プロフィール

篠綾子/埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。主な著書に『白蓮の阿修羅』『青山に在り』『歴史をこじらせた女たち』ほか、成人後の賢子を書いた『あかね紫』がある。シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」など。

「2023年 『紫式部の娘。 1 賢子がまいる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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