(新装版)笑う警官 (ハルキ文庫)

  • 角川春樹事務所 (2024年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784758446068

作品紹介・あらすじ

札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。
容疑者には交際相手で同じ本部に所属する津久井巡査部長が浮かぶ。やがて津久井に対する射殺命令までが出た。
捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつておとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するため有志たちと極秘裏に捜査を始めるが……。
警察小説の金字塔、大ベストセラー「道警シリーズ」第1弾、新装版!
(解説・西上心太)

感想・レビュー・書評

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  • ひと夜の緊迫したストーリー。
    意外な密通者、犯人に驚き、
    とっても楽しませて貰いました。
    シリーズ続編も読んでいきます!

  • 面白い警察小説が読みたいと思い、本作と次作をまとめて購入したものの、古い若者像やアウトロー像にやや冷めてしまった。無理にキャラクター作らなくてもいいのになぁ。独自の捜査本部もリアリティに欠け過ぎてて入り込めず…

  • スリル満点。スピーディーなカーアクションを見ているかのような作品にヒリヒリした。面白かった。警察官も人間なんだ。汚いんだ。卑怯なんだ。会社と一緒なんだと。同じなんだ、私たちとと思わせてくれる小説だった。踊る大捜査線みたいで、もっと早く出会っていても良かった。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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