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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784758446419
作品紹介・あらすじ
昔馴染みで役者の市之進の死絵を描いたことをきっかけに、地本問屋からの注文が増えてきた絵師見習いのおふゆ。
ある日街中で、ご禁制とされている、立役と女方の心中を描いた読売が売られていた。
偶然通りがかったおふゆは、画帖を持っていたことから、その読売を描いた絵師だと勘違いされ、岡っ引きに捕まってしまう……。
第十四回角川春樹小説賞を満場一致で受賞した著者の、注目の新シリーズ第二巻。
感想・レビュー・書評
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おくり絵師シリーズの続き。
死んだ人を描く絵師という、おふゆが気になっていたが、続きが読めた。
女であることへの風当たりは兄弟子の国銀から厳しく言われるが、女性であることの繊細さや優しさがあると、おふゆの団扇絵もだんだん売れるようになっていった。
死に絵を描くことへの、おふゆの決心がますます研ぎ澄まされていく。
読売の心中絵
宝物
牡丹ちる
の3編
売れないが大舞台を夢見るうちに亡くなった二人の男女の役者、病気がちで早くに亡くした娘の絵を描いて欲しいと願う女が登場する。
おふゆに目をかけ、育てようとする地本屋、佐野屋喜兵衛は、八代目市川團十郎とも引き合わせ、おふゆに役者を描く矜持を学ばせる。
師匠の国藤や女将のおなみ、娘のお夏、兄弟子の岩五郎、卯の屋のおりん、寅蔵などお馴染みのメンバーも出てきて、物語に進展を見せる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵師の修行をしているお冬。思いを寄せていた役者市兵衛が亡くなり、その死絵を描いた。初めての死絵を版元に評価され複雑な気持ちになる。
絵師としてまだまだ学ぶべきことも多い。そんななか、また新しい死絵を頼まれる。それは当代一の人気役者の死絵だった。
絵師として様々なことを学ぶ為芝居を見に行き、その圧倒的な存在感や芝居の凄さをまのあたりにしたお冬はその姿をを描きたいと強く思う。
絵師として人として成長していくお冬を描いた作品。 -
読みやすい語り口
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おふゆが辛い気持ちを抱えつつ前に少しずつ進んでいて、成長を感じる。
女だからと言われることもあるけど、周りの人が優しくて、真っ直ぐに進んで行けているので、そのまま成長していって欲しい。
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