(新装版)三国志 八の巻 水府の星 (時代小説文庫)

  • 角川春樹事務所 (2024年6月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784758446440

作品紹介・あらすじ

『赤壁の戦い』で大勝した周瑜は、自らが唱えた〝天下二分〟に向け益州への侵攻を決意する。
だが彼に取り憑いた病魔は、刻々とその身体を蝕んでいく。
一方、涼州で勢力を拡大した馬超は、父と一族を殺した曹操に復讐の刃を向けようとしていた。
その馬超を、謀略を巡らせ追い詰めようとする曹操。
そして劉備は孔明とともに、〝天下三分〟を実現させるため動き出す。
新装版・北方三国志、激動の第八巻。

感想・レビュー・書評

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  • あぁ、、、周瑜死んじゃった、、、、

    あぁ、、、、またいい男が1人いなくなった、、、、どうなっちゃうんだろうか。

    いい男はみんな死んじゃうのよ。
    北方謙三の本は。

    孔明はガンガン攻めとるがな。

    まだ、わたしのお気に入りの馬超もいるし、張飛もいるから大丈夫だけど。
    馬超あたりそろそろ怪しいなぁ。

    と、思う一冊。

    次で死ぬかもしらん。馬超。

    ううううう、、、、、

    #北方謙三
    #楽しい
    #世界観
    #三国志
    #あぁ
    #もうさ
    #一瞬誰かわかんない時ある
    #人いっぱい出てくる
    #登場人物多い
    #似た名前もおおいのよ
    #荀彧
    #まさかの
    #ここで!
    #そういうこともあんのか
    #ぇーーーー

  • 赤壁が終わり、気の抜けた感がぬぐえない。
    おかしいな。
    本来ならまだ天下の情勢は定まっていないのに、なんでこんなに「終わった」感が強いのだろう。

    病を抱えたまま周瑜は、孫権のために益州を奪取すべく準備をする。
    が、病の周瑜、看病する幽のやり取りが煩雑で、テンポが悪い。
    赤壁で大敗した曹操は、内政を充実させながらも虎視眈々と勢力拡大を狙う。
    が、頭痛がはなはだしい曹操、手当てするえん京のやり取りが煩雑で、テンポが悪い。
    膠着状態の間延々と続けられる一人語り、または部下に対してかます薫陶など、はっきり言って鬱陶しい。
    そういうのは行動で示し、行間から読者が読み取るものだ。

    さんざん大物感を煽ってきた馬超が、一瞬で敗走する。
    「諜略のようなものは嫌いだ」と言い張っていたのが伏線で、結局周囲から孤立させられ、攻めては返り討ちに会い、戻っては城を乗っ取られる体たらく。
    周瑜や曹操が戦っていた時、いったい何をしていたのだ?
    出番が来るまでおもちゃ箱の中で休んでいたのか。

    周瑜亡き後の呉も、一瞬で舞台から退場。
    まあ、もともと呉という国は傑物がいなくて、権威の象徴はいても権力については合議制で執行されていたのだから、北条泰時亡き後の鎌倉幕府のようにつまらん。
    周瑜はひとりで北条三代分の役割を担っていたのだな。

    荀彧死す。
    これは大方の『三国志』では、曹操に自殺するよう追い詰められたという書かれ方だった気がするけど、この作品の曹操は、荀彧が暗殺されないよう、極秘に彼を警護させていた。
    それを荀彧が、「監視されている」と思い、信頼感が失われたことによる絶望からの自殺となっている。
    それはそれで面白い解釈と思った。
    たぶん実際にはそんなことなかったと思うけど。

    龐統死す。
    益州を落とせずにいるうちに、孔明が合流するということで焦ったのか、敵が立て籠っている城を見に行って流れ矢にあたる。
    自殺?
    孔明の内政に関しては、常々良い仕事をしていると思っていたけれど、この作品では伊籍というもともと劉表に仕えていた人物が、その大本を作り上げたことになっていて、とすると孔明の手柄って今のところ、ない。
    「臥竜」(孔明)も「鳳雛」(龐統)も看板倒れやね。

    一般的な『三国志』のヒーローに出番がないので、作者の思想が前面に出てきちゃって萎える。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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