(新装版)三国志 十一の巻 鬼宿の星 (時代小説文庫)

  • 角川春樹事務所 (2024年9月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784758446662

作品紹介・あらすじ

関羽に続き張飛を失った劉備は、自ら軍を率いて呉への報復戦に向かう。
関羽を弔う白亜の喪章、張飛の牙旗を掲げ破竹の勢いで進む蜀軍に対して、夷陵で計略の秋を待つ呉軍・陸遜。
一方、呉の臣従に対して不信感を募らせていく魏帝・曹丕。
やがて呉蜀の決戦の果てに、孔明は主の遺志を継ぐことになる……。
衝撃の傑作「北方版・三国志」新装版第十一巻!

感想・レビュー・書評

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  • 何冊も三国志を読んでいるから、今更「衝撃の」と煽られても、思った通りにしかストーリーは進まないんだけどね。
    でも、『三国志』の一番の見せ場は赤壁の戦いであり、『三国志』っていうのは、曹操対劉備率いる蜀の面々の戦いっぷりが面白いのだと思う。
    呉は…周瑜のみ。

    となると、関羽も曹操も張飛もそして劉備もいなくなった後の三国志は、何をモチベーションとして読み進めればいいのだろう。
    もう結構前から、関羽が亡くなったころから、老人の繰り言のような描写が増えてきて、しかも何度も繰り返すので、読むのが苦痛になってきている。

    魏と呉は国を作ろうとする話だが、蜀に関していえば、劉備とその仲間たちが「漢王朝の復権」という建前のもと、好き勝手に戦って、負けては逃げ、勝っては仲間を増やしていただけで、国を作ろうなんて気はなかったんだな。
    部下の弔い合戦に最前線で戦う帝なんてありえないもの。
    やってることは結局ヤクザの抗争なみ。

    そして、陸遜と同じことを考えながら、最後まで進言しなかった孔明。
    そんな軍師っている?
    勝つために最善を尽くさせるのが孔明の仕事じゃないのか?
    直接劉備の傍にいないから、言えなかったって…。

    あと2巻、頑張れ、私。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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