ことばから文化へ: 文化がことばの中で息を潜めている (開拓社言語・文化選書 18)
- (株)開拓社 (2010年6月1日発売)
本棚登録 : 19人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758925181
感想・レビュー・書評
-
第3章から読みやすかった。
ことばの意味に曖昧性があるからこそシャレやごろ合わせなど「言葉遊び」ができる。ことばは文化の影響を大きく受けており、数多く文化が存在しているがために文化的差異が誤解を招くこともある。
「時」という概念については「空間」を用いて説明されており、私にとっては新鮮だった。
異文化理解を学ぶときに少しは役に立つかも、って思える本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に具体例が多く読みやすい。
レトリックを如何に頼りにして私たちが世界を認識しているか。
第三の文脈と著者が言う文化。それによってことばはどう変わるのか。
文化が異なっても変わらない、ことば自体がもつ「あそび」の性質。
明日からことばの中にひそむ文化とことばが遊んでる様を思わず観察したくなるだろう。
全2件中 1 - 2件を表示