英語とはどんな言語か: より深く英語を知るために (開拓社言語・文化選書 43)

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  • (株)開拓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758925433

作品紹介・あらすじ

英語学習の実が上がらないのは、英語を易しいほうに見誤っていることに大きな原因がある、と著者は主張する。英語を身につけるためには、なによりも英語という言語の「くせ」を知る必要があるとの考えに立ち、気むずかしそうな綴りや文法にひそむ性質を明らかにし、加えて、英語をなだらかに使えるようにする表現や心得の数々を盛り込んで、英語とのよりよいつき合い方を教えてくれる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 日本語を母語話者の著作の良いところは、日本語との比較が行われるために日本語そのものの良し悪しまで見えてくる所だなぁと思う。そして、この本が僕にもたらしたのは、「英語を話せているはずだ」という驕りへの警告でした。全くもって正しく話すことが難しい言語だと分からされました。
    どの言語でも、そうですけれど。

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著者プロフィール

1921年、静岡県生まれ。1944年、東京文理科大学英語学英文学卒業。東京教育大学教授、東北大学教授、筑波大学教授、芦屋大学教授、静岡精華短期大学学長を歴任。静岡精華短期大学名誉学長、東北大学名誉教授、文学博士。

主な著書: 『英語学研究』(1960)、Consonant Patterning in English(1962)[以上、研究社]、『構造言語学の輪郭』(1963)、『英語学の世界』(1974)、『新しい聞き手の文法』(1978)[以上、大修館書店]、『英語学概論』(1987)、『英語学史』(1988)、『納得のゆく英文解釈』(1995)、『英語学を考える』(2001)、『仕事場の英語学』(2004)、『英語学の見える風景』(2008)、『「そうだったのか」の言語学』(2010)、『ことばで考える』(2013)、『英語とはどんな言語か』(2014)、『知っておきたい英語の歴史』(共著、2014)、『英語クラスターハンドブック』(共著、2017)[以上、開拓社]、など。ほかに、翻訳書、編著が多数ある。

「2022年 『英文法総覧 大改訂新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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