多様性教育入門 参加型人権教育の展開

  • 解放出版社 (2005年12月20日発売)
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (111ページ) / ISBN・EAN: 9784759221404

作品紹介・あらすじ

参加型人権学習プログラムである多様性教育を具体的授業ガイド付きで紹介する入門テキスト。一人ひとりの違いを認め合うことから出発し,反差別や人権問題へと展開するプログラムは参加型学習への疑問に答え,人権教育へと導く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前半の理念部分は大変に素晴らしいのに、後半の事例集になると急に端折ってしまっていて、かゆいところに手が届かない。これでは実践には移せないのが残念なところ。

    気になった記述
    ・社会に差別構造や差別体質があるもとでお互いが違っているとわかっただけだとしたら、そこで感じた違いがいじめや排除につながりかねません。
    ・違いが分かっただけでは、「豊かさ」につながるとは限らないのです。
    ・同和教育の精神「差別の現実から深く学ぶ」「進路保障は教育の総和である」「底辺の子どもを中心に」
    ・私たちはそれぞれに「よそ者」体験を持っています。
    ・これが、私たちとさまざまな人をつなぐ絆となりえます。
    ・「田舎はどこ?」の差別性
    ・日本人が和服を着ることとアイヌが民族衣装を着る意味の違い
    ・英語のイズムと日本語の差別の類似性。
    ・「ホットボタン」
    ・文化的多様性(時間が形成している文化)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1984年度に大阪教育大学講師として赴任。現在は同大学教職教育研究センター教授。著書に『知っていますか? 同和教育 一問一答』『知っていますか? 人権教育 一問一答』、共著に『多様性教育入門』『多様性の学級づくり』(以上は解放出版社)、『シティズンシップへの教育』(新曜社)、『日本の社会教育・生涯学習』(大学教育出版)、共編著に『子ども虐待 理解と対応』(生活書院)など。

「2019年 『人権教育への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×