- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759222715
作品紹介・あらすじ
ひろしと転校生のしろうは、キャッチボールをやめない。
ボールは穴に落ちてしまうが、新たなボールでキャッチボールをし続ける。
思いを込めたボール。
『あな』(谷川俊太郎 文/和田誠 画/福音館書店)へのオマージュでもある。
感想・レビュー・書評
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なんか既視感……と思ったら『あな』(谷川俊太郎/和田誠)のオマージュ作品とのこと。だからなんか似た雰囲気を感じるのね。
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「あな」と、間違えて母、図書館から借りた。
結果オーライ。
子どもは、途中で、いつ、穴が出て来るんだろ???とつぶやいていた。私もそう思った。
不思議な読後感。 -
まず、表紙にひきつけられる。
いつあなが出てくるのかなと思いつつ読んで、そうきたかと。
子どもだと、どんな読み方ができるのかなぁ。
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同じタイトルの本を持っていますが、登場人物や内容も結構似てます。なかなかシュールで息子にはまだピンとこないようです
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ひたすらキャッチボールしていて,最後にタイトル納得.ひょうひょうとただボールを投げたり受け止めたりする中で確実に育った友情.しぶいです.
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図書館で表紙を見かけて、大好きな絵本、谷川俊太郎さん文、和田誠さん絵の『あな』に似てると思い手に取りました。
「にちようびのあさ」という出だしも同じで、
お父さんがバンドマンだったり、くまもんのぬいぐるみが出てきたりと面白いです。
調べると長谷川集平さんによる『あな』へのオマージュだったのですね。
名前は「福島 知ろう」ということかな、なんて
。表紙の穴も裏表紙では埋まっていますね。
一歩深い視点で読みたくなります。
2冊合わせて人に紹介して、いろいろ発見したい絵本です。 -
そうして キャッチボール しつづけた。
ーひろし -
ひろしは、てんこうせいのしろうをさそってキャッチボールをはじめた。いもうとがやってきて「あたしもやらせて」といったけど、「だめ」とこたえた。おとうさんがきても、ともだちがきても、ふたりはキャッチボールをつづけた。そのうちボールがうしろにそれて…。
キャッチボールをしているだけなのに、なにかとても大切なものをみつけた気分になる絵本。長谷川集平にしか作れない絵本だと思う。