天皇制と部落差別 権力と穢れ

著者 :
  • 解放出版社
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本棚登録 : 29
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759240474

作品紹介・あらすじ

部落問題は、天皇とのかかわりを抜きに論じることはできない!!
部落を「社会外」として再構成した著者が、新たな構想で「天皇制と部落差別」の歴史を解きあかす!
「差別の歴史をつくるのは誰か?」の難問――「権力」か「民衆」、それとも「ケガレ」か――を解く!

感想・レビュー・書評

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  •  上杉聡さんの講演を聴いて読んでみた。天皇制に視点を当てて歴史をみると、秀吉の朝鮮出兵も違って見える。
     「穢れとは、人の社会の秩序を壊すものや人、社会的に違和感を感じるときに感じるものである。」という。そして、黒人奴隷が解放されたとき初めて黒人に対して穢れを感じるようになった白人の例があった。奴隷ならば感じないのに対等な立場になると、今までの秩序がこわれて穢れを感じるという。なるほどと思った。
     そして、穢れ自体を吟味するのでなく、それがどういう社会秩序で感じるのか、どのような形で存在しているのかを解明すべきであるとあった。自分の周りの差別や負の感情を考えるのもそれが大事なのだろうと思う。
     しかし、部落差別の成り立ちについてはまだ、よくわからなかった。

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著者プロフィール

1947年岡山県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。関西大
学文学部講師などを経て、大阪市立大学特任教授、2011年に退官。部落史研究家として論文・著書を刊行する傍ら日本の戦争責任資料センター事務局長。1990 年代に日本会議の動きにいち早く気がつき、調査を始める。「日本における『宗教右翼』の台頭と『つくる会』『日本会議』」『季刊 戦争責任研究』第39 号(2003 年)や「宗教右翼と現代日本のナショナリズム」『年報 日本現代史』第12 号(2007 年)などの論文を発表する。著書に『天皇制と部落差別ー力と穢れ』『これでわかった! 部落の歴史ー私のダイガク講座』『これでなっとく! 部落の歴史』(以上、解放出版社)『脱ゴーマニズム宣言』(東方出版)等多数。

「2016年 『日本会議とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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