マンガの中の障害者たち―表現と人権

著者 : 永井哲
  • 解放出版社 (1998年7月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759251234

マンガの中の障害者たち―表現と人権の感想・レビュー・書評

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  •  障害者への理解は,一昔前に比べると大幅に改善されたように思える。主な公共施設には必ず,身体障害者用の駐車スペース,トイレ,車椅子用のスロープ,視覚障害者用の点字ブロック等が設置されるようになった。
     しかし,私たちの意識は本当に変わっているのか。そのようなことを私たち自身に問いかける書籍だ。
     建前ではともかく,私たちの意識の本音のところで,差別意識,誤解,偏見等が多く残っていることを,具体的な場面を引用し,静かな口調ながら痛烈に告発していく。
    何年か前,障害児教育に携わる方とお話をしたときの言葉が今でも頭に残っている。

     「障害者への配慮を意図的にしないのは当然怒りがこみ上げてきますが,"悪気がなくついうっかりして忘れてしまった"というのが一番悲しいのです。心の意識の片隅にさえ存在しないということですから・・・・。 」

     私たちが,普段何気なく見逃してしまっているような会話の中に潜む,思いこみ,誤解,偏見を一つ一つ取り上げて解説する。作者自身が聾唖者であり,それらを肌で体験しているから,その言葉には説得力がある。

  • イメージだけで描かれた障害者像によって、障害者のイメージがつくられていく。

    わかりやすい。読みやすい。
    古い漫画(だけじゃないけど)の障害者像がすごくて、笑うことじゃないんだけどなんか笑っちゃう。

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