放送禁止歌

著者 :
制作 : デーブ スペクター 
  • 解放出版社
3.79
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本棚登録 : 124
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759254105

感想・レビュー・書評

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  • 岡林信康『手紙』『チューリップのアップリケ』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』『黒いかばん』。闇に消えた放送禁止歌を追う―規制したのは誰?70年代フォークの魂がここにある…。(アマゾン紹介文)

  •  
    ── 森 達也《放送禁止歌 20000701 解放出版社 20030606 知恵の森文庫》光文社
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4759254102
     
     Mori, Tatsuya 作家 19560510 広島 /明治大学特任教授
    /ドキュメンタリーディレクター、ノンフィクション
    http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0845.html
     松岡 正剛の千夜千冊
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070722
     封印歌謡 ~ Taboo Songs ~
     
    (20171105)
     

  • 「放送禁止の歌」など無かった!それは。思考放棄したメディア関係者の共同幻想でしかたなった。
    前半は「放送禁止歌」というドキュメンタリーを企画し、撮影し、放送に至るまでの話。
    後半は放送禁止に纏わる「差別」の本質に迫る内容。
    デーブ・スペクターが珍しくもふざけないで彼の国での「放送されない曲」について語る。
    「放送されない曲」はあるけれど、「それは言論の自由を守るために自ら放送しない」ということと、「思考停止して面倒だから放送しない」日本とは全く状況が違うという。
    「竹田の子守歌」に迫る話も面白かった。

  • 森達也の本領発揮
    素晴らしい本です
    4.7点

  • 森達也の本は、確か「死刑」という本を皮切りにしてほとんど読み尽くしていると思う(「死刑」以後は読んでないかも知れないが)。その彼の本の中でもこの「放送禁止歌」は、彼の存在を知らしめることになった本として結構有名だと思うのだが、実はわたしはこの本は今まで「読みたい」と思ったことはなかった。今回ついにこの本を読もうと思ったのは、こないだ「パッチギ!」を観たからだった。

    この本は2000年に出版されたものだが(「放送禁止歌」のドキュメンタリー自体は'99年5月)、読み進めていてどうも今、わたしが読んだり聞いたりしてることとあまり変わらないじゃん?と思い始めた。例えば「大切なことは知ることだよ。見て、触れて、感じることなんだよ」(130p、デーブ・スペクターが言った言葉)という言葉は、この間「ある精肉店のはなし」を鑑賞後のトークイベントで北出さんが言ってた「まずは知ること」という言葉と全く同じだ。

    あ、ここからいろいろ考えてたら何も書けなくなってしまった(笑)解同に関してはわたしは全然知らないわけじゃなく、ただこの本に書かれてる「確かに糾弾はあった。だけどさ森さん、勝手な言い分かもしれんけど、メディアは誰一人として糾弾には反駁せえへんのよ。信念をもっているのなら、同盟に反論すればええやないか。誰も反論せえへんのよ。みんなあっさりと謝ってしまうんですよ。(後略)」というのを読むと(わたしはメディア関係じゃないですけどね)「果たして、反論できるのかなあ?」って思ってしまうことがあって。。でもやっぱりあれは「臭いものに蓋」みたいな対応じゃないかって思ったりも一方でするし。。(何言ってんだか分からなくて済みません)


    ただ、だからといって解同怖いとか、そういうつもりは一切なく、人権を回復する手段として激しい言動に出ることも時には必要ではないかと思います。今、何かにつけて「権利を声高に主張する」と非難めいて言われたり目にすることが多いんだけど、権利を持っていないからこそ権利を声高に主張するわけで、持ってる人がそういう風にして非難するときは「持ってる人間が何言ってんだ」って思うし、持ってない人間がそういう風にして非難するときは「多数側に何媚びてんだよ」と思ってます。

  • メディアの姿勢というものが放送禁止歌というものを通じて伝わってきました。加えて、差別に対する私たちの姿勢も考えさせられます。

  • 図書館にて借りました。

    gooのサイトで放送禁止歌再び!と云うニュースを見つけ興味を持ちました。
    内容や歌手の事情でお蔵入りになった作品がある事を知りこの本を借りました。
    それまで、放送禁止歌って都市伝説だと思ってました(^^;

    紹介されている歌で岡林信康さんの「手紙」と云う歌が心に残りました。
    一度聞いてみたかったです。

  • 再読。

    ドキュメンタリー的に書いている。


    結局は、各メディアの「臭い物に蓋」だったり、言葉刈りを受けての事勿れ主義だったりちゅうことで、年々気骨のあるメディアがなくなってつまらんちゅうこと。

    番組の方を見てみたかったな。

  • 放送するリスクばかりでなく、禁止するリスクもとらなくなっているんだそうです。文句言われるからやめとこう、と。自粛と萎縮。

  • 規制は本当に実在しないのか、疑問が残る。

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著者プロフィール

1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開し、2001年には映画「A2」を公開。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年、ドキュメンタリー映画「FAKE」で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)など多数。

「2018年 『虐殺のスイッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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