森のようちえん: 自然のなかで子育てを

著者 :
  • 解放出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759267464

作品紹介・あらすじ

四季を通じて、森などの自然豊かな場所で子どもを保育する「森のようちえん」。自然のなかでいきいきと遊ぶ子どもたちの姿を描写し、その保育の魅力と可能性を存分に伝える。日本とドイツでの活動を本格的に紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 6

    ・「口はチャック、手は後ろ、耳はダンボ」の精神で子供と接する。
    ・もりのようちえんの指導員を育てるための環境がそもそも日本には少ない。
    ・オルタナティブな教育が日本でも少しずつ増えてきてるのでこれからさらに流れは加速するだろう

  • 序盤の“普通の幼稚園の先生とは異なり、森のようちえんの指導者は、子どもの自主性を大切にするので”にかちんときてしまった。

    は?

    普通の幼稚園だって自主性は大事にしてるよ。
    自然の中での教育は素晴らしいし、そこでしか得られないものがあると思うから、興味持って読み始めたからこそ余計にがっかりした。
    幼児教育がわかってない人が書いてるんだなと一気に冷めてしまう。
    よく知らないんだったら触れないでもらえませんかね?森のようちえんの良さだけ書いてくれてればよかったのに。
    引き合いに出して比べるなら感覚じゃなくてちゃんと情報集めてから書いて欲しい。片手落ちな感じがあまりにもお粗末。
    森のようちえんでない幼児教育についての知識が時代錯誤で薄っぺらで勝手な印象で決めつけられているので、そこを学びなおしてから出直してくれないかとすら思ってしまった。とりあえず教育要領くらいは読めよ。
    これ読んで 「普通の幼稚園てそうなんだー」って偏見もっちゃう人もいるんだろうと思うとまた腹立たしい。それなりに有名になった本だけに、罪深い。
    過信してきた保育の可能性を振り返る、とか書いてあるけど、森のようちえんを過信しているのはあなたなのではないですか、他の幼児教育を見下しているのではないですか。

    と、通して読んではみたものの、最初と最後の章でがくっと評価が落ちて星ふたつ。はー、いらいら。
    編者以外のコラムや論文の方がよっぽど響いた。
    森のようちえんの教育自体は素晴らしいものなのだろうなぁというのは思ったし、この本の評価が森のようちえんそのものへの評価ではないのであしからず。

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著者プロフィール

1965年生まれ。京都大学教育学部卒業 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学専攻)。博士(学術)。現在 岐阜大学教育学部教授 岐阜大学教育学部附属小中学校統括長(併任)。単著に『環境教育という〈壁〉:社会変革と再生産のダブルバインドを超えて』(昭和堂 2009 年)、『アイスブレイク:出会いの仕掛け人になる』(晶文社 2014 年)ほか。編著に、『環境教育学』(法律文化社 2012年)、『環境教育学の基礎理論』(法律文化社 2016年)ほか。

「2023年 『環境教育学のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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