夫婦は定年からが面白い

著者 :
  • 海竜社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759305128

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  • 昭和9年(1934年)生まれ、1970年「無明長夜」で芥川賞受賞の吉田知子さんの「夫婦は定年からが面白い」、1997年発行、著者63歳の時の作品です。年齢(とし)をとることに対して、そして夫婦という関係に対して、とてもポジティブなエッセイです。「喧嘩するにも遊ぶにも、これほどおもしろおかしい相手は他のどこにもいない」、確かにそうかもしれませんね(^-^)夫の定年で昼食という新ジャンルが増える、男はかさばる、威張る、うっとうしい、のさばる、一人いるだけで家が狭くなる、威圧感がある などと言いつつも(^-^)

  • 一緒に歩いている夫婦は離婚しない 齢をとった夫婦はできるだけ一緒にいることです たかが食べ物、されど食べ物 妻離れを訓練しましょう トシのせいにしてはいけません きれの良い言葉が並んでいる さっぱりとした性格が現れている 思わずニヤッとしてししまうシーンがあり面白い

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著者プロフィール

1934年生まれ。’70年「無明長夜」で芥川賞を受賞。’84年「満州は知らない」で女流文学賞、’92年「お供え」で川端康成文学賞、’99年『箱の夫』で泉鏡花文学賞、’00年、中日文化賞を受賞。他に、吉田知子選集(1)~(3)など。

「2018年 『変愛小説集 日本作家編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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