母 住井すゑ

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759305357

作品紹介・あらすじ

母は畑に出る、かまどの前に座る、井戸端で洗濯をする。母の手の下からはいつも、いいもの、面白いものが出てくる、まるで手品師のようだ-。九十五歳の生涯。その笑顔はいのちを包む。娘が綴る作家住井すゑの意外な素顔、逞しくあたたかい人間像。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の母親はいわゆる「差別を受ける人たち」を
    事柄について執筆した人でした。

    そんな彼女を一番そばで見ていた彼女。
    とっても働き者でモノを作ることにたけていて…
    でも時に服の寸法を間違えてしまうことも…

    確かに生活は貧しかったでしょう。
    だけれども時に、輝くような時間があったのです。
    いわゆるハレの日ですね。

    ラストには母親の最後となった対談があります。
    これ、今だからこそ読んでほしいです。
    ある凶悪事件のあった施設と同業の
    人のお話です。

    彼も時に、思うようにならないそういう人たちを
    疎ましく思ってしまうことがあります。
    だけれどもその時、はっと思い返せました。

    一方「あの人」は。
    ここに別のお話が出てきますが
    根底にある差別の心をこじらせてしまったのでしょう。


  • 娘が綴る作家住井すゑの意外な素顔、逞しくあたたかな人間像。
    母は畑に出る、かまどの前に座る、井戸端で洗濯をする。母の手の下からはいつも、いいもの、面白いものが出てくる、まるで手品師のようだ――。
    九十五歳の生涯。
    その笑顔はいのちを包む。

    目次
    白い骨 涙の海 母の笑い 光る沼 かまどの火 赤飯と餅つき まぜごはんのこと 小麦まんじゅう 藤代へ行く日 雨蛙の財布 夏帽子を買いに 毛糸編みとカイロ 東京のカアチャン とんだ失敗 大和恋い さいごの対話

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著者プロフィール

1929年東京生まれ。ジャーナリスト・エッセイスト。毎日新聞東京本社論説委員、学芸部員編集委員、サンデー毎日記者、論説委員を歴任。女性初の日本記者クラブ賞を受賞。住井すゑの次女。2012年逝去。

「2020年 『たんぽぽのメニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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