子どもを傷つける親 癒す親―シスター鈴木秀子の親と子の愛の絆12のステージ

著者 :
  • 海竜社
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759305364

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 冒頭の「お母さん、気がついていますか、質問形と命令形の会話」というメッセージにドキンとした私。
    そこに書かれているエピソードを読みながら、「私も同じことをしている・・・」と反省。

    質問形と命令形ばかりでは、子どもはうんざりしますよね、誰だって。それにそういうのは会話とは言わないだろうし。
    でも、案外気づいていないのだと思う、そう指摘されるまでは。

    それは、「子どものため」という言葉で自分の言動を正当化してしまうからなのかな。

    著者はこう言います。
     自分の気持ちに戸惑いながら鬱々として節目を作っている世代の子どもたちとスムーズに話し合うには、たった一つの秘訣があります。その一つとは、親自身が自分の心を見つめることです。自分の問題を見つめることです。自分の中の欲に気づき続けることです。
     親は自分の子どもによかれと思って、いろいろなことを指図したりします。
     それなのになぜ、子どもはそれをうっとうしく感じるのでしょうか。なぜ親の善意がまっすぐに子どもに伝わっていかないのでしょうか。
     それは親自身が自分の中の欲に気づかず、それに目をつぶって「子どものため、子どものため」と思うことで、自分は正しいと思い込んでいるからにほかなりません。

    このほかにも教えられることがたくさん。
    挿入されているエピソードがいいです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。フランス、イタリアに留学。スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、多くの相談を受けてきた。特に、死が近づく人やその関係者からの相談が非常に多い。世界中の病院をめぐり、東日本大震災の被災地巡りを頻繁に行っていることや、自身が臨死体験をしたことが関係している。著書に44万部突破の『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』(PHP研究所)のほか、『死にゆく者からの言葉』(文藝春秋)、『愛と癒しのコミュニオン』(文藝春秋)、『心の対話者』(文藝春秋)など。

「2017年 『死は人生で最も大切なことを教えてくれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

子どもを傷つける親 癒す親―シスター鈴木秀子の親と子の愛の絆12のステージのその他の作品

鈴木秀子の作品

子どもを傷つける親 癒す親―シスター鈴木秀子の親と子の愛の絆12のステージを本棚に登録しているひと

ツイートする