深き心の底より

著者 :
  • 海竜社
3.53
  • (3)
  • (5)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 39
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759305975

作品紹介・あらすじ

生きるとは?神とは?愛とは?存在の根源を洞察した、芥川賞作家待望のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 私は昔から、食物に文句を言う男の人は嫌いだった 死は生のすぐ隣に潜んでいる 十秒でなければ、熱は恐ろしいものではなく、 治ろうとする身体の意志の現れなのだ 子供を産んで一番大きく変わった価値観は、自分の命が惜しくなったことだ 

  • 心にさくりさくりと突き刺さる言葉と、仄かな笑いに満ちたエッセイ集。
    筍を売る老人を主としたエッセイの中で、「人間のあはれさ」を自身の体験をまじえて書いている部分がとても印象に残る。「かわいそう」というのでは決してない、とある人を見た時のあのどうしようもない切なさが言葉にされている気がして、どこか嬉しくて、悲しかった。

  • 2008.07.06. 再読。やっぱり小川さんの綴る文章は心が落ち着く。謙虚で静かな空気が流れてる。

    2007.02.09.

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

深き心の底よりのその他の作品

小川洋子の作品

ツイートする