幸福の言葉

著者 :
  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759307078

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  •  宇野千代 著「幸福の言葉」、2002.3発行。①生きるということは行動するということ。何もしないと何も生まれて来ない②人のすることで、自然であることほど美しいことはない③人に元気を与える方法「あなたはとても偉い人です」④親しき仲にこそ礼儀あり⑤上手なラブレター:書き出しは「私はあなたが好きです。」⑥人間は自分の見ようとするもの、自分の聞こうとするもののほかは、理解しないものである⑦健康法というのは、目的があって張り切っている状態のこと⑧朝御飯がおいしければ一日が幸福です⑨人生はいつだって、今が最高のとき。
     先日、草笛光子さんの言葉に接しましたが、宇野千代さんの「幸福の言葉」(2002.3)にもよく似た言葉がありました。どちらもよく生きてる方だと思います。①明るい所には元気が、暗い所には病気が宿っている ②予定を立てて生活することが、一日を充実させるコツ ③ラブレターは「私はあなたが好きです。」から。簡単でわかりやすく飾り気なしで ④自慢は自分を救う最上の方法。見栄をはることも生命力のもと ⑤人の顔つきも習慣。笑顔が習慣になればしまたもの。どれも納得の言葉です。特に笑顔の習慣、いいですね(^-^)

  • ・忘れるということは新しく始めるということです。心を空っぽにするから新しい経験を入れることが出来るのです。いくつになっても人生は今日がはじまりである。

    ・言葉だけで、一人の人間がやさしくなったり、意地悪になったりする。言葉の持つ魔力は計り知れないものがある。

    ・希望というものは、どんなに小さなものであっても、やはり希望である。

    ・女の嫉妬は自尊心である。

    ・人生はいつだって、今が最高のときなのです。

著者プロフィール

宇野千代
明治三十年(一八九七)、山口県に生まれ岩国高等女学校卒業後、単身上京。自活のため、記者、筆耕、店員など職を転々とし、芥川龍之介はじめ多くの作家に出会い、文学の道へ。昭和三十二年(一九五七)『おはん』により女流文学者賞、野間文芸賞。四十七年、芸術院賞受賞。平成二年(一九九〇)文化功労者に選ばれた。八年(一九九六)死去。ほかの主な著書に、『色ざんげ』『生きて行く私』『宇野千代全集』(全十二巻)など。

「2023年 『九十歳、イキのいい毎日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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