初女(はつめ)お母さんの愛の贈りもの―おむすびに祈りをこめて

著者 : 佐藤初女
  • 海竜社 (2002年9月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759307313

作品紹介

おいしい手料理はいのちを癒す魔法の言葉。お米が呼吸ができるように、大根が痛くないように、手から手へ伝える愛の知恵。

初女(はつめ)お母さんの愛の贈りもの―おむすびに祈りをこめての感想・レビュー・書評

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  • 食に対する気持ちの大切さを思い出させてくれる良書。

    『料理というのはある程度の量を作り、みんなで分け合って食べるという事が、人と人とを結びつけることになる』

  • もとは「初女さんという人のおにぎりを食べると元気になる、
    彼女の店が東北にあるらしい」
    というネタから興味をもち、読んでみた。
    いっとうおにぎりが好きなので(笑)

    「森のイスキア」では食事をする宿泊施設なのだが、
    なぜ多くの人が、東北まで初女さんのご飯を食べに行くのか。

    それは、本来の人の姿、食物への料理の姿勢や
    皆で食べる喜びを彼女の姿を通して
    思い出させてくれるからだと思う。

    初女さんは病気で18年苦しみ、そこで健康のありがたさ感じ、
    自分にできることを考えた。

    「私には 心 がある」
    心は汲めば汲めども尽きることがないときづき、
    精一杯こころを尽くしてご飯をつくり、
    感謝して食べることを「森のイスキア」ではじめた。

    彼女は母や夫を亡くしているが、
    最期の日まで、人生で繰り返してきたご飯を食べること、
    そんな一日一日の積み重ねが最期まで意味があること、
    心を尽くしてきた初女さんの言葉だからこそ伝わる重みがある。

    特に4章5章は人生観にも通じる話で
    心打たれ、涙があふれた。
    食は、人生においても全く同じだと気づかされる。
    どちらも大切な積み重ねなんだなぁ。

    食物の食感、歯ごたえ、
    かみ締めることででてくるうまみの味わい、
    おいしさのひきだしかた、
    適度な重石の大切さ、
    これら全部が人生においても大切なことだと
    教えてくれた初女さんは本当にすごい。
    ありがとうございます。

    映画「地球交響曲・第二番」がきっかけで
    「森のイスキア」での活動が広く知られるようになったそうで、
    いつか映画の方も観てみたい。

  • 美味しいご飯を作りたい時にめくる本

  • 印象に残っているのは、
    食卓を共にして、赤の他人だった人々が支え合うようになっていく課程や、
    米をとぐ時、一粒一粒に話し掛けるつもりでとぎ、大切にする姿勢など。
    食は「人を良くする」と書く。
    適当になっている今の自分の食生活を見直しつつ。

  • 田口ランディの昔のエッセイで、佐藤初女さんのことを知った。
    おむすびが食べたくなった。。陳腐だけど、癒される本とはこういうことだなと思った。

  • 生きることは食べることだと改めて感じた1冊。

    自分で自分のからだとこころを養ってあげる視点をもつことが大事
    という考えにガーンときた。

  • 宗教は違うけれども初女さんの手作りのお料理が食べてみたい。普段の手抜き家事について改めて考えてみた一冊です。

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