カオハガンからの贈りもの

著者 :
  • 海竜社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759307979

感想・レビュー・書評

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  • 著者の思想や生き方には賛同できるものの、
    逃げ切ったからこそ言えることではないのかとも思う。
    老子でほんとうにいいのか? と。

  • フムフムごもっともと思いながらも何処かおかしいと読み進む内に
    知識の受け売りで答えを一つにした
    上から目線だという自分の立ち位置に
    著者が気付いてもいないらしいと思うに至った

    自分自身は安全地帯に逃げ込んだ上で下界を見下ろし
    救いの手を差し伸べようとしている自分勝手に気を良くしているようだ
    世間の評価を生きがいだと感じている事自体
    実体のない安全への依存行為でしかないだろうに

    ヒンズー教の学生・家住・林住・遊行(学び・生産・隠居・瞑想)
    の4つの時期に人生を分けたその真ん中で
    社会参加と自己成長の2つとする考え方を答えとして
    我が民に教え込もうとしているようだけれど・・・

    今の私の考えでは
    未知なる時空間での人生に決まった順路など無いと思うし
    それぞれの個性がそれなりに相対世界の冒険を体験しながら
    一生を通して時空間というこの世の真理を学ぶ旅なのだと思っている

    その中で無限の真理の何たるかを嗅ぎ取っては反芻して
    個々において意識を育てながら集合意識にも参加して
    無限自体を有限化していく時空間を生きる過程を
    遊ぶことなのではないだろうかと
    実体験している真っ最中である

  • ネイティブアメリカンであるシアトル酋長が土地を売ってくれといったアメリカ大統領に対して言った言葉です。「どうしたら空が買えるというのだろう?そして大地を。わたしにはわからない。風の匂いや水のきらめきをあなたはいったいどうやって買おうというのだろう?」
    著者の崎山さんは、3つの危機をうったえています。「自然環境」「貧富の格差」「人間性の破壊」、私も共感します。
    いちどカオハガンへ行ってみたいな〜

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