頭のよい子は「ことば」で育つ

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 31
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759308082

感想・レビュー・書評

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  • アマゾンでの評価があまりよくなかったので正直期待していなかったのですが、とても良い本でした。わたしが一応「日本語教師」という職業をしているので、言葉というものに対して敏感だからかもしれません。興味深い文はたくさんありましたが、その中でも外国人が日本語を学ぶときに、具体的なものから抽象的なものへと進むのですが、子供も同じだと書いてあり、またその考え方を身につけるためにおとぎ話や昔話をしてやる、という記述があり、とても面白かったです。子供にはたくさん本をよんであげよう、と思いました。またバイリンガルな子供を目指す我が家としては、参考になることがたくさんありました。

著者プロフィール

外山 滋比古(とやま・しげひこ):1923年、愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論を多数執筆している。2020年7月逝去。30年以上にわたり学生、ビジネスマンなど多くの読者の支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『忘却の整理学』『知的創造のヒント』(以上、筑摩書房)、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)など著作は多数。

「2024年 『新版 読みの整理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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