手からこころへ

  • 35人登録
  • 3.45評価
    • (2)
    • (1)
    • (8)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 辰巳芳子
  • 海竜社 (2004年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759308358

手からこころへの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • この国の食のすがたは、よい日本語と似通うようなところがあると気づきはじめている。
    (帯より)

    辰巳芳子さんの文章は美しい。

    背筋がすっと伸びて凛としている。
    賢く、食の事、家の事に手間を惜しまない。

    日頃自分が使っている日本語が、
    必要最低限の家事しかしない自分が、
    恥ずかしく思えてくるほどに。

    エッセイ、というよりも、随筆と呼びたい。

    日本の伝統的な食事。
    海のものと山のものの扱い方。
    西洋料理との付き合い方。

    記録しておかなければ、もはや今の世の中では絶滅しそうな丁寧さと時間のかけ方である。

    形あるものは滅びると言うけれど、
    形ないものはもっと頼りない。

    形ないものを文字に表す事で、それらは新たないのちを得る。

    歴史や文化を記録し、
    後世に語り継いでいく事の大切さを実感する。


    辰巳さん式のココアの練り方、
    この冬やってみよう。

  • 彼女独特の厳しさというか克己的な部分が凝縮された本。料理や暮らしに向かうその姿勢は美しくもあり、イタリアのマンマのような大らかさもたいそうな魅力でもあり。ただ一つ思うのは、食は人を創るってことかな。

全2件中 1 - 2件を表示

辰巳芳子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

手からこころへはこんな本です

ツイートする