歩き遍路: 土を踏み風に祈る。それだけでいい。

著者 :
  • 海竜社
3.17
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759309355

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 歩き遍路をしなくては、自分の決断。

  • 歩き遍路続行中の場合、自分が通過したところは「うんうん、そうそう」と激しくうなづきながら読み進める。
    いちいちある流儀なんて守らなくたっていいんだと思うという作者に同感。そう、土を踏んで風に祈るなんてそう日常でできないことなのだもの。それだけでいいんだってね。

  • 朝日新聞の天声人語を担当していたジャーナリストは四国遍路を重ねている。巡礼者として触れ合うへんろ道での人々や自然との様々な出会い。名刺と時計を持たない歩き遍路は「なぜ歩くのか・・」といった自問を重ねていく行程でもある。最低限の身の回りのものだけを荷物に歩く。「土を踏み風に祈る。それだけでいい」。お接待という人を思いやる心を受けて心が震える。全てに素直に感謝する気持ちが湧き上がる。生きていることの喜びと感謝、そんな境地を教えていただく。

全3件中 1 - 3件を表示

辰濃和男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×