本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784759310542
感想・レビュー・書評
-
再読。
2008年に、当時航空幕僚長だった田母神俊雄氏が過去の歴史認識に関して従来の政府見解(『村山談話』)に反する論文を発表し公開したことが大問題となり、更迭された。そのことについて、本人の田母神俊雄氏と問題となった論文の審査委員長であった渡部昇一氏の両氏がそれぞれ自分の考えを述べている本。
更迭の原因になった懸賞論文で田母神氏がもっとも言いたかったことは、「我が国が古い歴史を持つ素晴らしい国、聖徳太子が言う『和』を貴しとする平和的な国であり、他国を好んで侵すような『侵略国家』ではない」ということだ。
私も、東京裁判や中国・韓国・北朝鮮などの発言で、日本だけが侵略国家というレッテルを貼られることには納得がいかない。
太平洋戦争後、連合国軍最高司令官として日本に進駐したダグラス・マッカーサーも、1951(昭和26)年のアメリカ上院軍事外交合同委員会で、日本が戦ったのは安全保障のため、つまり自衛のためだった、我々が経済封鎖をしたために日本は仕方なしにこの戦争をやったんだと証言している。
また、田母神氏の論文に対する批判の一つに、中国や韓国の反発を招くからということもあった。自分の国の歴史を語るのに、近隣諸国に対して配慮しなければならないのはおかしな話だと思う。
戦後80年も経つのに、まだ東京裁判史観や戦後の日教組による歪んだ歴史教育、自虐的な歴史観に縛られている人がたくさんいる。そこから解放されるためには、正しい歴史認識やもっと自分の国に対して誇りを持てるような教育が必要だとつくづく思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「日本は悪い国」と思うことにもう疲れてたので、読んでよかった。
日本は良い国という根拠の総まとめな感じで、一冊家に置いておきたいです。
この本が出たころは余裕がない時だったので、田母神さんも全然知りませんでした。
戦争に興味も持ってなかったし。
学校教育の内容でしか知らなかったです。
結局は白人至上主義なのねって思った。
白人に歯向かったアジア人の日本は悪いということになり、
日本人自身も戦前戦中戦後の事を知らない・教わらないまま、
年数が経ってしまって、私のような無知な日本人が出来てしまった。
でも、これからは少しずつ変えていかなくては。
日本人の精神性を取り戻さないと、海外勢に食われてしまう。
移民政策などで、日本が無くなってしまいそうで怖いです。
日本人が日本を愛さなくては。
自分は50代ですが、これからも本読んで勉強します。
もちろん選挙も行きますー。 -
・村山談話の重要性について。マスコミは報道に慎重になっている。
・産経新聞以外の論説は中国・韓国寄りといってよい。
・戦後の近代史教育の偏り。
・日本人もマインドコントロールされていることになる。
・やはり平和ボケか。 -
論理は意外と筋が通っていて、分かりやすい。自虐史観に関しては学ぶことあると思うが、国防論に関してはやはりちょっと過激すぎる気が…
-
実際問題になった田母神論文がのっていたり、国防や自衛隊などについて分かりやすく説明されていてよい。
-
僕は今語り継がれている歴史の中でどの部分が真もしくは偽なのか分からないけれど、僕はこの本で田母神さんの言っている歴史認識が真なのではないかと思う。そうあってほしいという願いを込めて・・・
-
注目されてた田母神さんの著書だったので読んでみたかった。
内容は日本の歴史に関するもので、教科書、参考書には書かれていないようなコアな内容だった。
個人的には面白かった。 -
この田母神という人がどうも気になって買ってみた。
例えば中国人に「お前ら日本人は嫌いだ!だって侵略戦争をしたじゃないか!」と言われたら、「いやいや、こういう見解もあるんですよ」と胸を張って言える方が立派だと思う。俺はまだまだ勉強不足だけど。
田母神論文の内容って(この人の地位の話がしたいわけじゃないから悪しからず)、「日本は侵略戦争なんてしてないんですよ!歴史認識が誤ってる!日本は侵略国家のように悪い国じゃない!日本はいい国なんです!」ってことだと思う。
「日本はいい国なんですよ皆さん!」と大きな声で叫んだら職を奪われたと言うわけ。『馬鹿!日本は悪い国って言えや!』って考えてる人のほうが多いわけね。なんかそれっておかしい気がするよね。 -
名作。日本人必読。
日本史が、田母神以前以後と評価されるほど、歴史的ショックであると定義された田母神論文の全容、その周囲で起こった事実を伝えてくれる。面白い。 -
日本国民は、みな読むべき一冊でしょう。
集団的自衛権、同盟国がやられてるのを見ているしかできない日本。
これではたしかに日米同盟も、どうなるかわからないな、と。
「権利はあるけど行使はできない」みたいな「とんち」を政府は出すのではなく、
自国だけでなく他国にもわかりやすいあり方を目指して欲しい。
そのためには、やはり改憲。
政府には、普天間の問題、口蹄疫うんぬんいろいろあるが、
国民投票法を一刻も早く進めるよう周辺を整備して欲しい。
それができないのならば、その存在の意味は少ないでしょう。
東京裁判史観ほか大東亜戦争に関する内容は、
中西氏、渡部氏に代表される正統派の内容で、読んで納得、申し分ありませんでした。 -
この本は、「渡部昇一の昭和史 正」に続いて、親父がオススメって貸してくれた本。
<本の紹介>
「「田母神論文」が日本人の歴史観を正す」「愛国心こそが、国を守る原動力である」。祖国を愛する渡部昇一と田母神俊雄が大提言。田母神俊雄による懸賞論文「日本は侵略国家であったのか」も収録。
戦争は悪で、なるべく避けなくちゃいけないとは思う。
そして、そんな戦争を欧米の列強と同じく日本も引き起こしたことがあって、その為に国内外に多大な犠牲を戦争中も、戦後の何十年も払い続けることになった。今だって原爆の後遺症とか、そういった傷は完全に癒えているわけじゃない。
でも、それでイコール「日本は悪い国」にはならないとも思う。日本が戦争を仕掛けるように仕向けた人物がいた。日本を貶めたかった国があった。資源のない日本に対して、包囲網を敷かれた。それに対して、日本は国民の英知を集めて、植民地にされることなく肩を並べようと全力を尽くしていたけど、状況がそれを許さず、国として戦争を仕掛けざるを得なかった。
ただ、資源確保(&本土に直撃を受けない為の領土確保)の為に植民地化したアジアの国だって、無碍に食い荒らしたわけじゃなく、インフラを整備したり教育を施したり、日本が援助することで国として独立できるようにって考えて対応をしてる。満州国の王に日本人でなく、溥儀を迎えたのがいい例だろう。植民地なのに、満州国の国民数は飛躍的に増え、国は潤っていった。安心して暮らせなきゃ、人は集まって来ない。この数字は、僕らにとって大事な数字なはずなんだ。
そして、理由がどうあれ引き起こしてしまった戦争に関して、日本は裁判を受け敗戦国としての裁きを受けている。当時の罪はもう払ったんだ。いまだに「戦争を引き起こしてしまい、申し訳ありません」なんて謝る必要はない。それを言い出したら、もっと謝ってなきゃいけない国は日本以外にもたくさんあるだろう?
過去にとらわれて未来を無駄にすることはない。お互いの利益の為にも、未来に向けて話をしていくべきなんだ、と思います。
そして、それを闇に葬ってきたことで日本の特に戦後世代のジュニア以降は、そういった事実を知らされずに、東京裁判や村山談話のみを正として暮らしている。自然と、悪いことばっかりしてきた日本に対して国民の愛国心なんて生まれるはずもなく、、、。
「国がどうとか関係ねーし」とかって白けた世の中に拍車がかかっている一因になっているのかな、とか思います。俗に、こういう状態のことを文民統制(シビリアンコントロール)とかって言うんじゃなかったっけ?
「日本は悪い国だ」って言うとうなずかれて、「日本はいい国だ」って言うと非難される。外国人にされるならわかる。やり返してやるだけだ。でも、同じ日本人にそういう反応をされたくない。
日本が好きだ、日本に生まれて良かった、って誇りを持って言える自分でいたいし、自分たちの世代だけじゃなく、次の世代やこれからの世代にも「この国に生まれて良かった」って、そう思ってもらいたい。だからこそ、自分の国の歴史くらい、知っておいても良いと思います。その為に、読んでみて欲しい本だと思いました。 -
日本人はもっと自分の国に誇りを持ってもいいと思う。戦争時、他国と比べてみても武士道がある日本はもっとも勇敢で規律正しい軍隊だったようだ。そういういいところは何も教えてもらっていない。もっと愛国心を持つように教育すべきだと思う。
-
歪んだ歴史認識が国を滅ぼす
-
渡辺昇一・田母神俊雄『日本は「侵略国家」ではない!』海竜社を読んで。
「日本はいい国だ」と言って航空幕僚長(航空自衛隊トップ)の要職を解任された田母神俊雄氏の論文について、様々な視点から論述されている本。書店に田母神氏ご本人の本と、この渡辺教授と田母神氏の共著が並べて置いてあったが後者を選択したのは、私にとって渡辺教授にご縁があったから。というと大袈裟だが、受験生時代、同氏による『知的生活の方法』『新・知的生活の方法』を読んで、その後の知的生活への目を開かせてくれた恩人だからである。大東亜戦争時の日本軍部については確かに行き過ぎた行動もあっただろうが、それは連合国側の軍部についても同様またはそれ以上である。戦勝国こそ正義という考えは、暴力至上主義を推進するものであり、宇宙の摂理・自然の理に反するものであると思う。力の強いものに対しても間違いは間違いだと発言し、自分を失くしてはならない。言論の自由は憲法でも保証されている。
右よりの思想が軍国主義的で危険だとする主張があるが、「自分の生きている国が好きだ」という自然な愛国心が育まれなければ国家存亡の危機に瀕する。アメリカや中国などの大国との関係性の中で、日本は生かさず殺さずの二流国に成り下がろうとしている。八百万の神を信奉する他者との共生が根付いた美しい文化を持つ日本の発言権が強くなれば、ジョン=レノンの想像した「地球が1つの国」に近づく力が働くと思う。政府は保守的であり既得権益を守ろうとする。政・官のエリートは自分の身を守り安穏と高給を得る事が最大の関心事であり、国民の幸せや世界平和について例え個人的な意見があろうともそれを心の奥にしまい自分の意志とは関係ない意見を述べる。右左の話になると感情的になる手合いが多いが、直近の歴史について新しく出てきている史料を基に史観を正していく為の議論は必要だと思う。
著者プロフィール
渡部昇一の作品
本棚登録 :
感想 :
