日本は「侵略国家」ではない!

  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759310542

作品紹介・あらすじ

歪んだ歴史認識が国を滅ぼす。祖国を愛する両氏の大提言。

感想・レビュー・書評

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  • ・村山談話の重要性について。マスコミは報道に慎重になっている。
    ・産経新聞以外の論説は中国・韓国寄りといってよい。
    ・戦後の近代史教育の偏り。
    ・日本人もマインドコントロールされていることになる。
    ・やはり平和ボケか。

  • 論理は意外と筋が通っていて、分かりやすい。自虐史観に関しては学ぶことあると思うが、国防論に関してはやはりちょっと過激すぎる気が…

  • 実際問題になった田母神論文がのっていたり、国防や自衛隊などについて分かりやすく説明されていてよい。

  • 僕は今語り継がれている歴史の中でどの部分が真もしくは偽なのか分からないけれど、僕はこの本で田母神さんの言っている歴史認識が真なのではないかと思う。そうあってほしいという願いを込めて・・・

  • この2カ月くらいまともに本が読めてない。というか毎日何か読んでるのだが、興味がわかず、ペースがあがらず、途中で投げ出しては、また別の本を読んでる。暇つぶしに、田母神俊雄を読んでみた。まあ、言ってることはまともだとは思うが、インテリジェンスは感じないね。大学生のころ、小室直樹の新戦争論を読んだ最初の衝撃に比べると、なんだか愚痴っぽくって嫌だ。しかし自虐史観論への批判はもっとも。

  • 注目されてた田母神さんの著書だったので読んでみたかった。

    内容は日本の歴史に関するもので、教科書、参考書には書かれていないようなコアな内容だった。

    個人的には面白かった。

  • この田母神という人がどうも気になって買ってみた。

    例えば中国人に「お前ら日本人は嫌いだ!だって侵略戦争をしたじゃないか!」と言われたら、「いやいや、こういう見解もあるんですよ」と胸を張って言える方が立派だと思う。俺はまだまだ勉強不足だけど。

    田母神論文の内容って(この人の地位の話がしたいわけじゃないから悪しからず)、「日本は侵略戦争なんてしてないんですよ!歴史認識が誤ってる!日本は侵略国家のように悪い国じゃない!日本はいい国なんです!」ってことだと思う。

    「日本はいい国なんですよ皆さん!」と大きな声で叫んだら職を奪われたと言うわけ。『馬鹿!日本は悪い国って言えや!』って考えてる人のほうが多いわけね。なんかそれっておかしい気がするよね。

  • 名作。日本人必読。
    日本史が、田母神以前以後と評価されるほど、歴史的ショックであると定義された田母神論文の全容、その周囲で起こった事実を伝えてくれる。面白い。

  • 日本国民は、みな読むべき一冊でしょう。
    集団的自衛権、同盟国がやられてるのを見ているしかできない日本。
    これではたしかに日米同盟も、どうなるかわからないな、と。
    「権利はあるけど行使はできない」みたいな「とんち」を政府は出すのではなく、
    自国だけでなく他国にもわかりやすいあり方を目指して欲しい。
    そのためには、やはり改憲。
    政府には、普天間の問題、口蹄疫うんぬんいろいろあるが、
    国民投票法を一刻も早く進めるよう周辺を整備して欲しい。
    それができないのならば、その存在の意味は少ないでしょう。
    東京裁判史観ほか大東亜戦争に関する内容は、
    中西氏、渡部氏に代表される正統派の内容で、読んで納得、申し分ありませんでした。

  • この本は、「渡部昇一の昭和史 正」に続いて、親父がオススメって貸してくれた本。

    <本の紹介>
    「「田母神論文」が日本人の歴史観を正す」「愛国心こそが、国を守る原動力である」。祖国を愛する渡部昇一と田母神俊雄が大提言。田母神俊雄による懸賞論文「日本は侵略国家であったのか」も収録。

    戦争は悪で、なるべく避けなくちゃいけないとは思う。
    そして、そんな戦争を欧米の列強と同じく日本も引き起こしたことがあって、その為に国内外に多大な犠牲を戦争中も、戦後の何十年も払い続けることになった。今だって原爆の後遺症とか、そういった傷は完全に癒えているわけじゃない。
    でも、それでイコール「日本は悪い国」にはならないとも思う。日本が戦争を仕掛けるように仕向けた人物がいた。日本を貶めたかった国があった。資源のない日本に対して、包囲網を敷かれた。それに対して、日本は国民の英知を集めて、植民地にされることなく肩を並べようと全力を尽くしていたけど、状況がそれを許さず、国として戦争を仕掛けざるを得なかった。
    ただ、資源確保(&本土に直撃を受けない為の領土確保)の為に植民地化したアジアの国だって、無碍に食い荒らしたわけじゃなく、インフラを整備したり教育を施したり、日本が援助することで国として独立できるようにって考えて対応をしてる。満州国の王に日本人でなく、溥儀を迎えたのがいい例だろう。植民地なのに、満州国の国民数は飛躍的に増え、国は潤っていった。安心して暮らせなきゃ、人は集まって来ない。この数字は、僕らにとって大事な数字なはずなんだ。
    そして、理由がどうあれ引き起こしてしまった戦争に関して、日本は裁判を受け敗戦国としての裁きを受けている。当時の罪はもう払ったんだ。いまだに「戦争を引き起こしてしまい、申し訳ありません」なんて謝る必要はない。それを言い出したら、もっと謝ってなきゃいけない国は日本以外にもたくさんあるだろう?
    過去にとらわれて未来を無駄にすることはない。お互いの利益の為にも、未来に向けて話をしていくべきなんだ、と思います。

    そして、それを闇に葬ってきたことで日本の特に戦後世代のジュニア以降は、そういった事実を知らされずに、東京裁判や村山談話のみを正として暮らしている。自然と、悪いことばっかりしてきた日本に対して国民の愛国心なんて生まれるはずもなく、、、。
    「国がどうとか関係ねーし」とかって白けた世の中に拍車がかかっている一因になっているのかな、とか思います。俗に、こういう状態のことを文民統制(シビリアンコントロール)とかって言うんじゃなかったっけ?

    「日本は悪い国だ」って言うとうなずかれて、「日本はいい国だ」って言うと非難される。外国人にされるならわかる。やり返してやるだけだ。でも、同じ日本人にそういう反応をされたくない。
    日本が好きだ、日本に生まれて良かった、って誇りを持って言える自分でいたいし、自分たちの世代だけじゃなく、次の世代やこれからの世代にも「この国に生まれて良かった」って、そう思ってもらいたい。だからこそ、自分の国の歴史くらい、知っておいても良いと思います。その為に、読んでみて欲しい本だと思いました。

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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