普天間の謎―基地返還問題迷走15年の総て

著者 :
  • 海竜社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (551ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759311327

作品紹介・あらすじ

普天間は現代の安保闘争だ。日本人の覚悟が、国家を護る。日米両国を揺るがす大問題にメスを入れる、著者渾身の緊急書き下ろし巨編。

感想・レビュー・書評

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  • 橋本政権による米海兵隊普天間飛行場返還合意形成プロセスから、大隊基地の場所、工法を巡る紆余曲折、そして鳩山政権が最終的に(鳩山政権が殺した)日米合意案への回帰した所までが丹念にまとめられている。(著者が本書の第一稿を書き終えた日に鳩山政権が崩壊している)米軍再編と絡めてしまった以上、現行案通りの移設以外に選択肢はないことと、現行案が2010年以降沖縄で受入不能となった経緯が明確に理解できる。なお、普天間基地移設問題に対して投じられた莫大な政治的、経済的、時間的コストが普天間基地の危険性除去に全く役に立っていないのが現実である。

  • 15年に及ぶ、普天間移設先決定へのプロセスを解説した本。
    もともと困難なプロセスは、民主党政権の迷走により、実現不能な状況に。
    日米安保の重要性、そのための在日米軍。対中脅威論の下での在沖米軍。その必要性を説く筆者が最後に語る、「沖縄に真摯に向き合う姿勢」。
    防衛行政のトップへと立場を変えた今、この問題にどう向き合っているのだろうか。

  • 【引き寄せセミナー】 8月度の参考書籍
    普天間問題のアメリカ側のスタンスを知るのにオススメ。
    ただ値段も高く、文量も多いので興味のある人は読んでみてください。

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著者プロフィール

1941年、東京都出身。国際政治学者、航空自衛官、外交官。拓殖大学総長。元(第11代)防衛大臣。著書に『図説・ゼロからわかる 日本の安全保障』『防衛装備庁―防衛産業とその将来』他。

「2016年 『“海洋国家”中国にニッポンはどう立ち向かうか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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