一度きりの人生だから: もう一人の私への旅

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  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759311402

感想・レビュー・書評

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  • この本もいろんな方からの教えの集積となっている。とくに、平山郁夫さんについての記述が心に残った。幼少期に広島で原爆にあい、贖罪の生をいきていたのだ。また、一日一度は必ず絵筆を持つことで、技ではない、集中力を養っていた。
    技の習得を目的とする修業ではなく、生き方を磨く修行の実践をしていた。

  • 多くの人はテクニックばかりを求めて心を置き去りにしている。
    そんなことを気付かせてくれる何度も読みたい本です。
    自分の人生は一度きり。だから命を賭して生きなければ。
    そんなことも感じさせて頂ける。
    >学び
    ・良き友を得、良き師を求め、自分は未だ未熟だと感じること。
    ・耳で聞くだけよりは直接に見た方がよい。見ただけより体験した方がもっとよい(正法眼蔵随門期)
    ・失敗が人間を駄目にするのではなく、失敗にこだわる心が人間を駄目にしていく
    ・他は是我にあらず、さらにいずれの時をか待たん

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著者プロフィール

1933年(昭和8年)、愛知県に生まれる。禅僧。駒澤大学仏教学部卒、同大大学院修了。5歳で曹洞宗無量寺に入門、15歳で得度し、愛知専門尼僧堂にて修行生活に入る。1976年より同尼僧堂堂長を務め、現在に至る。正法寺住職・無量寺東堂などを兼務する。2006年、仏教伝道功労賞を受賞する。茶道・華道の教授でもある。著書は多数あり、当社近刊本に『禅のおしえ12か月』(2018年)がある。

「2022年 『新装改訂版 道はるかなりとも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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