- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759311426
感想・レビュー・書評
-
”船井幸雄さん、小宮一慶さんの対談本。購入から2年寝かせていたけれど、計画・習慣がらみで気になって読んだ。振り返り、重読、出会い日誌はやってみよう。「素直」も再確認。
<読書メモ>
・素直のススメ(p.34-35:船井)
雲を消すことなどは、実際はつまらないことなのですが、自分の会社の親父が言っていることだから試しにやってみよう、という素直さがある人が、やはり成長する人だと思うのです。
・まずは月間目標を立てよう(p.64-65:小宮)
毎月はじめに、年間目標など長期的な目標のある人はそれと照らし合わせて、そのような長期目標のない人もとにかく、今月は何をやるか決めるのです。長期的なことよりも、月単位で目標を定めるほうが、それを達成したときの達成感が感じられます。
その月間目標と照らし合わせながら、今日やるべきTO DOリストを作っていく習慣を身につけると、気づけば長期目標をより正確に立てたり、それをクリアできるようになっているものです。
★決断力を高める訓練(p.83図:小宮)
小さな意思決定+振り返り
→ 決断力を高める訓練になる
#この振り返りが重要。「この店がベストだったか?」「この注文がベストだったか?」@レストラン、「この乗車位置がベストだったか?」「この時刻の電車がベストだったか?」@電車
・私のしていた社員教育とは、方向性を示すこと、社員の良い部分を伸ばすこと、社員の意見を聞くこと、社員を信じること、そして自分から率先して働くこと、でした。それが、部下を育てるコツなのだろうと思います。(p.138:船井)
★読書を五段階のレベルに分ける(p.158-159:小宮)
最後に重読です。これは、同じ本を何度も読むことです。人生の座右の書ともいえるべき本を、常に身近に置いて、寝る前やふと時間の空いたときなど、繰り返し読んで、そこに書かれている言葉をかみしめる。
#小宮さんの5段階。速読、通読(レベル1,2)、熟読、重読。
★日誌をつける習慣で一万社以上の人を覚えた(p.174:船井)
その日に何をして誰と会ったのか、A4判のノート見開き1ページに、時間軸を割り振って、一週間分の記録をつけるようにしています。
(略)
これは毎晩寝る前につけるのを習慣としている記録です。
(略)
人間は、習慣によってその人の特性が現れます。良いことを継続し、習慣化することは大切ですね。
・私はよく、「会社は親と同じ」と言います。誰でも若いうちは親に養ってもらわないと生きていけません。しかし、成長し、親が歳をとったら、今度は自分が親を支えて行かなければなりません。
(略)
一人で会社を支えられるくらいの実力を、どうやってつけてゆくか。これこそ若い人たちが考えるべきことです。会社に食べさせてもらうだの、会社が支えてくれるだの、組織に頼ろうという受身の考えで仕事をしている限り、一流になる道は開けません。(p.209-211:小宮)
<きっかけ>
タイトル買い。習慣がらみで。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとオカルト的な話もありますが、世の中に必要とされる人材になるヒントが描かれています。世の中の仕組みや具体的な心持ちや考え方が学べます。
-
正しい考え方を知らないと結局はつまづく。
-
・ツイている人とつきあおう。身近に居なかったらツイている人の著書を読んだり。講演を聴いたりしよう。
・三年連用日記をつけよう
・時間をコントロールできる人は、お金もコントロールできる
・この世の仕組みの基本は、愛、調和、進歩 -
びっくりな内容の多い船井幸雄氏の著書の中で
この本は、一般人の目線に合わせて書かれている。
どの成功本とも共通する内容であるけど
何より、それを血肉にして生き抜いて来た
二人の「生き方」のアドバイスなので参考
なる。 -
嬉しくない事や不快な子供がある。それはすぐに忘れる。楽しい事がいっぱいあるのでその事を考えるのに忙しいから。
嫌な事はわざわざ覚えておかなくていい。 -
大きく「クセづけ」する、とタイトルされたこの本。
特にタイトルに惹かれたわけでもないのだけども、何かインスピレーションを感じたので手に取ったのです。
ところがこれが「記録しておきたい言葉」の宝庫でした。
フックした言葉、あるいは琴線にふれた言葉には付箋が立つのですが、読了して改めて眺めるとその付箋の多いこと・・・
久しぶりに読み応えがありました。 -
有名なコンサルタントはたくさんいますが、外資のコンサルを経ていない中では、最も有名な二人ではないでしょうか?そんな二人の対談です。
数年前から小宮さんの本はたくさん読んでいるので、正直この本は今までの本にかかれている内容でした。しかし、この本でも最も驚かされたのは二人も言っているのですが、二人の考え方がびっくりするくらい似ていることです。
同じ考え方でもその考えを持つまでの経緯はもちろん違います。それを知ることができるのがこの本の魅力の一つでもあります。
ただ、そういう意味では普段から小宮さんの本を読んでいる人にとってはちょっと物足りない一冊でもありました。 -
人生の哲学的なものを船井さんと小宮さんが対談で会話している様子を描いた本である。
いかに「素直さ」が人生成功するにあたって重要なのかをといた本ともいえた。 -
なりたい自分になるのでなく、なれる最高の自分になること。
仕事を楽しくがむしゃらに取り組むようにすれば、おのずと結果が出てくる。仕事その物を楽しむようにする。売り上げを目指したり、給料のために働いたりしない。