上機嫌の才能

著者 : 田辺聖子
  • 海竜社 (2011年9月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759311976

作品紹介・あらすじ

愛や、やさしみを第一に。先の取り越し苦労をせず、元気に楽しく生きることが一番。あるのはいまだけ。現在の充実だけ、ですよ。人間の最上の徳は、人に対して上機嫌で接すること。『上機嫌な言葉366日』、『老いてこそ上機嫌』に次ぐ、"上機嫌"三部作。

上機嫌の才能の感想・レビュー・書評

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  • 心がしゅんとなると、田辺聖子さんの本をあれこれぱらぱらとめくり、元気をもらいます。” あんまりむつかしいことは考えんほうがええデ ” と優しく背中をなでてもらったような。いつも上機嫌でいられるとよいのだけれど。カバーのデザインもかわいらしくて素敵です。

  • 今まで生きてきて、いったいなんど、ひとの言葉に笑い感心し、救われたことだろう。ほとほと女がいやになるなぁこの男社会・・・とか、なんで努力してるのにあたしのこと尊重してくれないのよぅ・・・とか、なんでこんなにこっちばっかり気を遣わなきゃならないのよ・・・とか、もう身体こんななのに大丈夫ですなんて言わなきゃならないの大人ってめんどくさ・・・とか・・・
    この世の不条理を嘆きたいときに、田辺聖子さんの本を読む。
    と、やはり笑えて肩の力が抜けるんですね。
    ”ありの~ままの~”なんて、いい大人はやっちゃいけません。田辺さんみたいに、上機嫌を自分でつくって生きていかなくてはね。

  • 小説には人生のヒントがいっぱい/ごく平凡なありふれたコトバを、適時、適所に思い出して-それもそのときの自分の気持ちにいちばんピッタリするのを使う、そういう美人/気をとり直す才能/人間の最上の徳は、人に対して上機嫌で接すること

  • 『人間の最上の徳は、人に対して上機嫌で接すること』
    タイトルをあらわす田辺聖子さんの信条。これだけでも十分に人生に役立ちそうなコトバである。

    この本は田辺聖子さんの数多ある小説から、コトバを拾った名言集。
    寄せ集めてみると、人生を楽しむためにコトバがあって、それをうまく主人公や登場人物にいわせているのが田辺さんの小説であって、小説として楽しむだけでなく、それは同時に生きたコトバとして使ってみたくなるのが不思議。
    それぞれ決して重たいコトバではないのだが、軽やかに生きるヒント満載。

    例えば、
    •「また今度」いうてたら、ええのんじゃ
    •「たよりにしてる」とは、私のコトバのヒキダシでは「愛」に分類されている
    •「ま、こんなトコやな」は大阪人の愛好する締めくくりの便利なコトバ
    •人間的魅力とは、その人でないと言えない言葉を持つこと
    •おちこんだとき、気を取り直す才能は上等
    •人生の達人とは、自分からゴメンとあやまれる人
    etc...

    こんなコトバが、小説でピタリといい塩梅で登場する。それでいて、なおかつ年を取るのが楽しみに感じられるのがありがたい。

  • 請求記号:917/Tan
    資料ID:50064935
    配架場所:図書館1階西 学生選書コーナー

  • 田辺聖子の著作より抜粋した名言集とその解説。
    女の人の気持ちを柔らかく、そして明確に捉えた言葉が小気味良い。
    彼女の言葉はいつでも優しい。時に女性として、言われてしまった!と思う内容があって胸にグッとくるが(図星という事です。。)そんな時でも彼女の言葉はふんわりと温かい。そんな言葉を読んでいると女性に生まれて良かったなと素直に思えます。

  • 田辺聖子の小説のなかからピックアップした人生訓。
    前向きに明るく、人生を楽しんでいこうという気持ちがあふれている。

  • いつもほほえんでいる人というイメージ。上機嫌でいられることは才能というより努力の賜だと思う。

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