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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759312324
感想・レビュー・書評
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野村克也氏の人生論を、これまでの野球人生を振り返りながら著した内容になっている。
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野村さんの本は見つけるとすぐに買ってしまう。
日本ハムの稲葉とヤクルトスワローズの宮本の両ベテランが、リーダーの条件、監督の条件を持ちあわせているらしい。茶髪に染めて球場に入ってきたやんちゃな中田を戒める稲葉や、選手兼監督となった古田に対して「古田さん」と読んだ後輩にけじめをつけろと怒鳴りつけた宮本などの態度、また彼らが自分を活かせる道を探し黙々と努力してきた姿等を例にあげ、その適正を説明している。優れた野球観をもつ彼ら二人が監督として日本シリーズで戦う姿を見てみたいらしい。確かに素人目に見てもそう感じる。それ以外の内容は得に目新しさはなかったが、今回も著者の好きな詩が書かれていた。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
ヒンズー教の教えらしい。